大漁、異漁。耀

タイトルは タトゥーのようなもの

2017-07-10から1日間の記事一覧

「私はオーストリアという、極端に言えば、もう歴史から脱落してしまった、巨大な怪物のような過去をもつ小さな国の出身なのです」

中村朝子訳、インゲボルク・バッハマン『インゲボルク・バッハマン全詩集』。訳者のあとがき、解説がありがたい。バッハマンへのインタヴューがいくつか引かれており「グリルパルツァーやホーフマンスタール、リルケ、ローベルト・ムージルといった詩人は、…