大漁、異漁。耀

タイトルは タトゥーのようなもの

2020-07-04から1日間の記事一覧

「誰も知らぬ所で犬のように死ぬ予感に、かえって心は火と熾えた」  石田波郷

もう、行くも戻るも手遅れの、どうしようもないぬかるみ未知に踏み入れた三十歳だったのである。賭けごとや悪い遊びをしないのが、唯一の救いというぐらい。 岡崎武志 岡崎武志『ここが私の東京』。『上京する文學』の続編にあたる。 紹介されるのは佐藤泰志…