大漁、異漁。耀

タイトルは タトゥーのようなもの

「両親が中学校の先輩と後輩で、ずっと付き合って結婚した」  郄木雄也

anan (アンアン) 2015/07/08号 [雑誌]
anan (アンアン) 2015/07/08号 [雑誌]』。表紙、Hey! Say! JUMPセクゾもキンプリも頼もしいけれど、先ずはジャンプだ。その神神しい美しさ。


過度な願望や、妄想をいだくことなく話がどんどん展開していく知念侑李の客観性が好い。客観性とは、多角的であることと知る。やばい。

スケジュールに「anan撮影」って書いてあるのを最初に見たとき、“うわー、僕たちも大人になった!”って思いました。たぶんメンバー全員、軽く動揺したかも(笑)。
年上の女性から、かわいいって言われるのと、かっこいいって言われるの、どっちがいいか…。どっちもありがたいですが、かわいいって、女性が求めているものですよね? だからそれを女性から言ってもらえるのは、ん〜、ちょっと嬉しいかな。あ、でも僕、内面はそんなに若々しくないと思うんです。“若いから無理もしちゃうぜ!”みたいの、あんまりないんで。だって、今もし年上の女性とデートするとしたら、「サンライズ出雲」っていう寝台列車に乗って、出雲大社にお参りして、蕎麦食べるっていうのをやりたい…って、若くないですよね…。そういえばこの前メンバーの岡本と二人で、宇都宮に餃子を食べに行ったんですよ。7軒はしごしたんですけど。そういうデートに付き合ってくれる年上の女性がいい! いつもクールなお姉さんが、「何バカなこと言ってんの〜? 東京でも食べられるじゃん」とか言いつつ、はしゃいで一緒に行ってくれたら最高です。


伊野尾慧も油断ならない。〈ポジティブな反応だったらラッキーだし、悪い場合はあらためて順序を踏んで近づいていきます。それでいい感じになったときは“付き合ったらダメかな?”って告白して、相手が返事を迷っていたら、“じゃ、のんびり考えよ”って様子をみてみる。人の気持ちって外から動かそうとしてもダメだから、相手がどうしたいかを決めるまで、ゆっくり気長に待つしかない〉
ヒトによっては駆け引き後の未来をも独り合点で決めつけることもあるけれども、それは客観性を欠いた妄想、予定というヤツだ。《待つしかない》ことを知らない行動力は、単に危ない。伊野尾慧の危険な魅力はなるほどもっと別なところにある。


郄木雄也。このすこやかさにはきっとしぬまであこがれるだろう。〈これだけ人数いると自分の役割とか良さって、よくわからないんですよ〉