大漁、異漁。耀

タイトルは タトゥーのようなもの

レイモンド飛田「ワシ時々 おまえらみたいにイモだけ食てても死なんどーゆう自信満々の顔見てると腹立ってくるんじゃー」

じゃりン子チエ (8) (双葉文庫―名作シリーズ) はるき悦巳じゃりン子チエ (8) (双葉文庫―名作シリーズ)』。
「おまえ考えたことないんか なんでオレらは猫やねん……」
「あかん…分かった分かったそこまで!! ダメ!!」
「あのなぁ…」
「ダメ!! 考えちゃダメ!! なーんも考えちゃダメ!!」
「…………別になにも考えてない なんとなく憂ウツなんや」
「ダメ!! なんとなくはもっとダメ!!」
ジュニアと小鉄の会話。さいしょのうちは、『吾輩は猫である』的な、にんげんたちを視る、分析するだけの立場だった。だんだんに生きること、不条理、病というところに食いこんできて、小鉄が呆れて「笑わすな 神経のある奴が人にそんなとこを見せるか おまえはそんな自分を気に入っているのさ」と言う辺り、「あ、『ぼのぼの』だ!」といまさらながら気づく。


ヒラメのお兄ちゃんマルタがサングラスかけて根性だそうとしたり、それオドそうとヒラメとチエが不良少年の男装したり。
センセが恋愛したり。
センセはヨシ江とテツのことをおもう。「その辺のことテツさんから聞けるかと思って…でもヨシ江さんの名前を出すだけでおこられてしまって…」


「まあテツは今でも恋愛しとるんやな」