大漁、異漁。耀

タイトルは タトゥーのようなもの

すべての季節

Sing Your Song(初回限定盤)(DVD付)
SHINee『Sing Your Song』。歌詞が佳い。ふしぎな優しさに満ちている。作詞、いしわたり淳治
〈愛だけは 誰かと分けるほどに ほらもっともっと 大きくなってゆく〉


〈誰かが 指差して 僕らの愛 笑ったって 大丈夫 怖がらないで〉──
こういう歌詞とは、いつの間にかに縁遠くなる。愛というものや関係ということが当たりまえになって、孤独なときもそうでないときもあるけれど、さまざまな笑いに対しておおらかになる。あいてのへんなところやマイナーな部分を恥じなくなる。
ただ、その立場に腰を据えてしまうとひとに意見もしなくなる。若い、ヤキモキした気持ち、焦燥につきあわなくなる。焦燥と、正面衝突するのも優しさのひとつだ。


SHINeeの美しさは、正面衝突しないこと。胸ぐらを掴んで争わなくてもいい。ひたむきに優しさを発揮することができる。
たとえば青春とか、卒業とかいう時間に縛られなくてもいい。輝きはどこにでも、どこまでも。