大漁、異漁。耀

タイトルは タトゥーのようなもの

「言われてみると確かに彫ってますね」(萩尾)

浦沢直樹の漫勉』、萩尾望都。「問題に直面している大人が面白い」
萩尾望都の転機は、手塚治虫の『新選組』を読んだこと。親友を斬らねばならなくなった懊悩の一コマ。科白はたった二行だったが夜ごと萩尾のあたまのなかに科白が、ドラマが増えていく。
目のまえの作品が、別の作品になっていく。
「私は少女漫画が好きなんですね。いろいろなことがその中に入っているし、可能性もあるし」