大漁、異漁。耀

タイトルは タトゥーのようなもの

頼られる。突っこんでいく。関係が生まれちゃう

あまいぞ!男吾 (1) (トラウママンガブックス (第3弾))
あまいぞ!男吾 傑作選 第一巻 (てんとう虫コミックススペシャル) Moo.念平『あまいぞ! 男吾』の傑作選がでたことを知る。そのまえに、『あまいぞ!男吾 (1) (トラウママンガブックス (第3弾))』(2002)。かかえて旅して生きてきたよ。


やんちゃなかおと身体能力。いまなら岸優太をかさねてもみる。
男吾は、ハイスパートで展開する。第1話でヒロインに見染められ、第2話でクラス委員長になり、「そんなモンつけてちゃあ…、ケンカできねぇもんな──っ!」て辞めちゃう。おちこぼれというか、はみだしてる。
ヒロインの奥田姫子がお風呂で「どじょうの なかまに タニシちゃん」なんてうたっているのが『じゃりン子チエ』だなあとおもったり、男吾のケンカ主義は『ガチバン』に継承されているとかってに納得したり。
Moo.念平の自作解説に唸る。

“ヒーロー”を描こう! と思いました。テレビ番組のヒーローでもスポーツのヒーローでも伝説上のヒーローでもなく、もっと身近なヒーロー。走りまわり転げまわり泥だらけになり、それでも高らかに笑うヤツ。友達を絶対に見捨てず、イザという時最高に頼りになるヤツ。