アメリカの悪意とノーテンキ。ホラーコメディ『ゾンビスクール!』(2015)。小説家志望のさえない代理教員を演じるイライジャ・ウッドが製作総指揮を務めた映画。
小学4年生への自己紹介で黒板に「CLINT(クリント)」と書いたら「CUNT(ま○こ)?」と返される。とんでもねえ悪童だ。これが男子だ。
大人たちも初対面で失礼なことばかり言うし。
小学生がチキンナゲットでゾンビになる。その感染力が速い。暴徒化の勢いに笑いころげる。
そして大人たち。腐っても教員だから児童を嫌いなわけもなく、1人目をころしたときに自身ダメージを受けるという。笑いと泣きのならべかた。
「ウイルスに感染するのは思春期前の子どもだけだ」
子どもたちが楽しそうだ。