大漁、異漁。耀

タイトルは タトゥーのようなもの

優しく丁寧でなければあいての快楽を引きだせないもの

青い珊瑚礁 Ce (字幕版)
シャガール ダフニスとクロエー 普及版 ダフニスとクロエー (岩波文庫 赤 112-1) 1980年の映画『青い珊瑚礁』。Amazonビデオでは「青い珊瑚礁 Ce」とあり、Ce? 観たあともずっと気になってたけど日記に書こうと商品検索かけたら何のことはないコレクターズ・エディションの略でCe。
原作小説があって、1948年の映画があって、その後もリメイクされてというモノ。牧歌的な名画ふうポルノ。
監督ランダル・クレイザー。


主演はブルック・シールズとクリストファー・アトキンズ。
2012年の『ブルーラグーン 恋の目覚め』との異同がおもしろい。「恋の目覚め」の無人島生活では女が文明国に帰りたがってリアルだなあとおもったけど、1980年の『青い珊瑚礁』では男が帰りたがる。女は無人島に根を下ろそうとする。出産までするし。そもそも性教育をまったく受けずにこの島でおおきくなってしまった二人だし。
この、セックスの仕方をまるで知らないところはロンゴスの小説『ダフニスとクロエー』にもあった。男は女の肌の白さに惹かれ、女は男の肌の色の濃さに惹かれる。互いの髪質にも。性を学ぶことなく交わるというのは神話的なことかもしれない。
キスや愛撫が非常に丁寧なのでおどろいた。日本のおとこの子、アダルトビデオのせいで下手なこと多いもんね。