大漁、異漁。耀

タイトルは タトゥーのようなもの

「地域の人たちのメッセージを社会に届けるのがこの番組の役割」  原憲一

ASIN:B01LEBQIKE
放送批評懇親会『[asin:B01LEBQIKE:title]』。「表紙の人」は坂口健太郎。いつどこで見てもとんでもなく美しい。
「以前、テレビのメインプロデューサーから言われたんです。イケメン俳優はいっぱいいるけど、坂口くんは『何か』がいいんだよねえと。その何かは自分でもよくわからないですが、わからないままでいる自分がちょうどいいと思っています」

以前はオフの日は家でゆっくりしていることが多かったが、最近は人と会って食事する機会が増えた。
「人と会うのは自分の負なところを出せる面があります。普通のままでいられるので、いい気分転換になっています」


「THE PERSON」に山陽放送代表取締役社長・原憲一。ゴールデンタイムのドキュメンタリー番組『メッセージ』について。
「辛抱ですね。我慢。始めたら少なくとも3年はじっと辛抱。辛抱してなお業績に悪影響を及ぼす、視聴者がついて来ていないと実感できたら止めればいい。視聴率が取れない、クライアントが反対などを理由に番組をコロコロ変えていると、テレビはどんどん軽量化していきます。重量感のあるところをテレビは示していかなくてはダメだ」
「地域の信頼関係を作っておけば、いろんな仕事が舞い込んでくる。『メッセージ』をやって4年、業績は右肩上がり、視聴率も右肩上がり。ドキュメンタリーが会社の足を引っ張るという証拠はどこにもなかった」

人生半ばしか見えていない若者がドキュメンタリーを作っても、もうひとつ凄みがない。うちのOB曽根英二を口説いて9月に1本作ることになりました。ドキュメンタリーは60歳そこそこで足を洗える現場ではない。


「放送なんでも調査隊」(第17回)は「いまどきのロケ場所探しを調査せよ!」。店がサイトに登録して、テレビ局が検索してというのがイマドキらしい。「東京ロケーションボックス」、「ロケなび!」……。
ロケなび! を運営する地域活性プランニングの隔月刊誌『LOCATION JAPAN』は知っていたけど……。
Location Japan(ロケーションジャパン) 2017年 02 月号 [雑誌]