大漁、異漁。耀

タイトルは タトゥーのようなもの

白の芸術

書道レッスン・楷書: 上手くなるための
林家ぼたん、上籠鈍牛のコラボセミナー行く。落語一席、書道実演、話し方講座、対談とぎっしりのプログラム2時間。
林家ぼたんの高座は「一目上がり」。書家に合わせた佳い噺。画や詩を褒めるがうまくいかないという。落語初心者へのマクラも上手い。
書家、上籠鈍牛。ディスレクシア難読症)で「障害をもっていると、できることとできないことがはっきりしている」と。じぶんが活躍すべきときも、ひとに委ねるタイミングもわかっているみたい。その延長で書も喋りも巧み。讀賣書法会。
半紙にお題をいくつか書いておき、観客に選ばせた。「心」と「育」、その字の成り立ちについて。
書道は黒の芸術ではなく白の芸術という話。空白、余白。かっこいい字とか、野暮ったくとか、濃くとかカスレギミにというふうにかなり対比を重んじているのが印象的だった。そもそも漢詩は対句であるし。
無所属ではないからあまり自由に振る舞えないがそれでも師匠と相談しながら(ここでも自他のコントラスト)前にでていきたい、と意欲的だった。