大漁、異漁。耀

タイトルは タトゥーのようなもの

旧社屋、村上虹郎からはじまる。虚構にはボカシかモキュのスパイスが要る。

【Amazon.co.jp限定】「デッドストック~未知への挑戦~」 DVD-BOX(ブロマイドセット[5枚]付)
「ごはんは?」「もう時間ないよ。きょうからこれまでみたいに甘くないんだから」「そんな慌てて。でも六本木なら間に合うんじゃないの?」「きょうは神谷町」「あら、旧社屋?」
このやりとりからゾクゾクする。街だ。今だ。
ゲンミツに言えばこの「旧社屋」には日経BP社が入り、テレビ東京のスタジオ機能もそのうち「六本木」に移るなど、いくらでも「今」を語ることはできるけれどもそうした実況性は物語としての開放感と密閉性をソガイする。
ブサイクな猫の寝顔みたいな村上虹郎の演技からはじまる『デッドストック 未知への挑戦』。DVDを待とうとおもっていたら本郷奏多主演の『怪獣倶楽部』よりずっと高い。だから、アマゾンビデオでちまちまと観る。