オムニバス4編。合わせて40分ほど。『片桐はいり4倍速』(2009)。
1本目の「受験生」は、蒲田在住の受験生が片桐はいりをときどき見かける話。
「あ、片桐はいりだ」
生活圏が一緒なのだ。だからどうということもない。地元でよく見る芸能人。そのためにリズムが生まれたり、何かしら切り替えられたりと。
ほか3作と比べると、ウェットなところがある。そこが好い。ちゃんとオチもある。
企画・原案、板尾創路。監督、中村竜也。受験生役に、太賀。とてもかわいい。
「スピリチュアル マイ ライフ」。監督・脚本の辛酸なめ子の感性と、片桐はいりの世界観がぴたりと合っている。
いかにもクリエイティブ系という趣の「ピーコちゃん」は、企画・脚本、赤松隆一郎。脚本・監督、江湖広二。
家族がでてくるけれども、子役の大江駿輔あどけなく、綺麗。
太賀も、大江駿輔も、スターダストだ。もちろん片桐はいりもスターダスト。