大漁、異漁。耀

タイトルは タトゥーのようなもの

汗を掻く 歯が欠ける 夏に跳ねる

『ザ少年倶楽部』、NHKホールにもどってくる。「みなみなサマー」と「未来SUNRISE」が聴ける回。心身共に愛しいのは佐藤龍我だけれど、那須雄登の体現するアイドル観も物凄くフィットする。キラキラ、といっても信号機の明滅みたいにキラキラキラキラキラキラしていればいいわけでもなく、光を放ったのちの静謐。那須雄登のみせるキラリ、キラランはのびやかで落ち着きがある。

Go! Go! kids とジャニーズJr. による「恋はあせらず」。希望由来の緊張が好い。羽村仁成のこなれた笑顔でグッと安定した画になる。すごい。

 

「ひとのことを見なくなるんだよね、あるときから」と髙地優吾。「じぶん見てるのがいちばん楽しいのよ」と田中樹。「ひとのなにかをこう、ね、たとえばアラ探ししたり、ひとの誉めるとこ探すくらいだったら、おれ鏡見てるほうが楽しい」

京本大我のコンプレックスが喉仏のないことだったり、本髙克樹が中学二年生のときに自転車でジャックナイフし歯が欠けた話(「皆さんも怪我した際は、血ィ出てなくても歯は確認したほうがいいですよ」)だったりと、「夏休み」らしいエピソード集。

Jr.SP の「センセーション」。機敏で流麗。

 

深田竜生(きれい!)、川﨑皇輝(どんどんアイドルになっていく!)、田村海琉(健やかで、儚い)の3ショットが圧倒的な「光のシグナル」。舞台的な演出が、少年忍者の配置を立体的にして、良かった。

 

「未来SUNRISE」は忙しい曲だ。汗ダラッダラの佐藤龍我。猪狩蒼弥はマットなメイクが決まるとかわいい。