大漁、異漁。耀

タイトルは タトゥーのようなもの

2024-06-01から1ヶ月間の記事一覧

類推の煙

大駱駝艦 壺中天 舞踏公演『煙だらけ』行く。振鋳・演出・美術は村松卓矢。リーフレットには次のようにある。 本日はご来場いただきまして誠にありがとうございます。 「煙」は現在すっかり嫌われ者で、生活空間から排除される傾向に、愛煙家は非常に肩身が…

オーベロン「お前のドジのせいで、偽りの恋が本物になるどころかまことの恋が偽りになってしまった」

シアターコクーン的なものを観た、という感覚。アングラと呼んでしまえばかんたんだが都会でしか精練し得ぬ根無しのコスモポリタニズム。あたりまえに唐十郎や蜷川幸雄を想起した。ありがたくも串田和美は舞台に立って生きている。フライングシアター自由劇…

舞台裏トランペットも。

パシフィックフィルハーモニア東京、「イタリアオペラの伝道師、園田隆一郎が贈る 渾身のレクイエム」、ヴェルディのレクイエム。 芸劇コンサートホールと指揮者・園田隆一郎の相性は良いのだろう。柔らかく、おおらか。指揮の手振りも丁寧だ。 だけど死者た…

孤独のグルメの麻婆豆腐

『カクエキ!』三河島。髙橋優斗、井上瑞稀、深田竜生の回。 髙橋優斗はまじめも不まじめもできるし、年長者のフトコロにも飛びこめる。猪狩蒼弥とでていた『こんなところでキャンパーズ』も良かった。ときどき凄さを思い知る。 深田竜生は野外をあるくには…