大漁、異漁。耀

タイトルは タトゥーのようなもの

2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「ディナーは雰囲気のいいお店で肉料理を食べて、最後は彼女を家まで送り届けます」

『Hanako (ハナコ) 2016年 8月11日号 No.1115 [雑誌]』、「テミン(SHINee)と奥・渋谷で街歩きデート。」。テミンがソロで載る雑誌はほかにもいろいろ。 散歩中のプードルを見かければ「コロコロでかわいい!」、空を見上げれば「空気が透き通っていて気持…

テミン、日本でもソロデビュー

『さよならひとり(初回限定盤)(DVD付)』。この看板は街じゅうあった。気になって仕方なかった。 SHINeeというと、EMIミュージック・ジャパンでデビューした印象がつよくて、満を持して可憐な優等生をぶちこんできた。そんなイメージだった。EMIは間もなくユ…

『NARUTO THE BEST』。ノンテロップのオープニング、エンディング集。そのDVDをずうっとながしておく。

「幽霊を演れ。幽霊と化けもんはちがうんや」

『吉祥寺寄席』に行く。「夏は怪談! 琵琶『耳なし芳一』と落語『皿屋敷』」 開口一番が春風亭一猿「道灌」。それから春風亭朝也「唖の釣」、錦琵琶の水藤桜子「耳なし芳一」。仲入あって桂春雨「皿屋敷」。 春風亭朝也、よくもわるくも春風亭一之輔や柳家喬…

老害をめぐる物語

『HiGH&LOW THE MOVIE』観る。山田裕貴がきれいだった。薄い本なら山田裕貴と前田公輝を読みたいとおもった。窪田正孝の位置は物語として重要だけれど出番はおおくなかった。途中退場だもの。窪田正孝、多忙なんだな。 そのよこにいる佐野玲於がかわいい。 …

みたままつり。

「僕はもともと調子に乗りやすいから、少しくらい不安なほうがいいのかもしれません」  中島裕翔

『an・an(アン・アン) 2016年 7/20 号 [雑誌]』。表紙、中島裕翔。 男と女は背中で付き合わないかもしれないが、男同士だったらどうしたって背中が必要。中島裕翔のインタビュー読みながら、そういうことに気づく。 仲間の活躍は素直に喜びたいし、それと背…

頼られる。突っこんでいく。関係が生まれちゃう

Moo.念平『あまいぞ! 男吾』の傑作選がでたことを知る。そのまえに、『あまいぞ!男吾 (1) (トラウママンガブックス (第3弾))』(2002)。かかえて旅して生きてきたよ。 やんちゃなかおと身体能力。いまなら岸優太をかさねてもみる。 男吾は、ハイスパートで…

二度目の『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』観る。

畑正憲『ムツゴロウの博物志 (続々) (文春文庫)』。 〈イヌは不思議な動物である。どんなにもうろくしていても、自分に恩恵を与える人間を正確に記憶してるらしく、八百人の寮生の中から、餌をくれるものを見分け、足元にじっとうずくまっていた。さいそくが…

「いいからついてこいよ。新宿二丁目におもしろい店があるんだ。今日は四月四日だろ。特別な日なんだ。三月三日はおひなさまで、五月五日は子供の日だろ。となると、四月四日はオカマの日だ。さっ、行こう」

つかこうへいの文章は、ノッてくるほど冗談口ばかりになり臨場感が増す。それで登場人物たちの抱える事件が重いんだか軽いんだかわからなくなることしばしば。それぞれの時間的な思考や傷が霧散してしまうのだ。その変わり身の早さは演劇的で、小説の方法と…

「わしらヤクザは、信心も回心もできんクズなんやッ!!」

1985年の映画『二代目はクリスチャン』。原作つかこうへい、監督井筒和幸。主演志穂美悦子。 刑事・神代(柄本明)と天竜組の晴彦(岩城滉一)がシスター(志穂美悦子)をとりあう。そこへ天竜組の跡目を狙う黒岩(室田日出男)が絡む。そとからは流れ者・壺…

「ポルノ業界で働いたのは正味17日です。でもその17日で生涯の烙印を押されました」

1970年代のポルノ女優をえがいた『ラヴレース』(2013)。主演のアマンダ・サイフリッドかわいい。だからチャーミングでエロティックなだけの映画かというとそうではなくて、アメリカ、キリスト教の国だしヒロインの家はかなり謹厳。 自立が自律を指すことは…

鈴花(玉城ティナ)の説得力。被害性でなく、関係性。

『貞子vs伽椰子』観る。白石晃士の作家性が凄い。これを単に笑う、ツッコむひととは口をきかなくていいや。 笑い、ツッコむだけにひとと映画に行ったのだけれども。 その感想を浴びてあたまがうまくまわらなくなった。 呪いなどというものは、共同体のなかに…