かっこいい
韓国映画『クワイエット・ファミリー』のリメイク、『カタクリ家の幸福』(2002)。監督、三池崇史。作品内容が暴力的でもあるけれど、撮りかたもまた乱暴で、しかし手堅い。 三池映画は出来が良くないときもままある。それでいて、キャスティングはつねに魅…
『ViVi』2020.3、「クラクラするまで平野紫耀」。 若き日の、木村拓哉のようなものだ。なにも、言うことがない。宿した色気を讃嘆するか、シッシするかのどちらかだろう。 批評を必要としない。ひとの願いや未来とも無縁。それが美しさなのだけれども、声を…
『Komachi』2019.9。女性的にしっかりしたメイクが、アミ・アレクサンドル・マテュッシのおおきな薔薇のセーターと合う。若くて、清潔。セーターの価格は10万円ちょっと。 “岸優太くんにジャンケンなしでおごらせたい” 岸くんは先輩なのにジャンケンで負けな…
『マイホームヒーロー』との出会いは7巻の表紙。きれいだなー、かっこいいなーとおもって読みはじめた。 6巻までの表紙はおじさん(主人公)で、だから手に取る機会もなかった。 山川直輝・原作、朝基まさし・漫画の『マイホームヒーロー(1) (ヤングマガ…
雑誌で見るとかっこいい。うごくところはかわいらしい。それがジャニーズかなあとおもう。 「プレッシャーを感じている顔でお客さんの前には立てないし」と平野紫耀。大人たちはこのひとの闇を見定めて愛でる。 『アンアン』。平野紫耀「掴みたい、掴めない…
『FINEBOYS(ファインボーイズ) 2018年 10 月号 [白シャツとチェック柄の教科書!/中島健人]』。おおきな、中島健人。
韓国ドラマ『君を守る恋』(2013)。ある事件に巻き込まれ意識不明だった警察官シオン(ソ・イヒョン)。かの女が目を覚ましたとき、霊を視ることができるようになっていた。 さまざまな事件のアドバイスを霊がしてくれるわけではなくて、霊によって、事件の…
渋谷VUENOSでK-POPバンド、IZ(アイズ)のライブを観た。 入場料5,000円に1ドリンク600円。ドリンク代のみで入る方法もいくつかあるようだ。 2017年8月31日に韓国でデビュー。今回、初来日。渋谷、表参道、池袋でライブする。今週末の土曜日まで。 きれいだ…
細めで筋肉質なのを美しいとかんじるので、キレてる筋肉よりもやわらかにみえるもののほうがいい。 『特別付録DVD付 anan (アンアン)2018/08/15・22 No.2114[愛とSEX]』、西島隆弘。 こういうカラダがメジャーになっていくと、健康のためにと突如ジム通いな…
『Hanako (ハナコ) 2018年 8月23日号 No.1162[ひんやりスイーツと、夏の男。]』、コンビニで表紙に射抜かれ、気の利いたことも言えない。伊野尾慧は表現力が日に日に増していっている。 2PMのジュノ(JUNHO)が載っていたのも嬉しかった。受け答えも巧みで。…
池袋の竹内涼真写真展、入場できそうな空気だったらチャレンジしようとおもっていたが(グッズが欲しい)、とてもそんなかんじではない。 「会員制」だった。 それでも未練はのこり、大阪に遠征しようかと悶悶。
片岡愛之助と麻布十番。『裸の少年』、那須雄登、藤井直樹、岩崎大昇。 悩んでも悩みごとって、解決しないから「悩みごと」じゃない? そこにずうっとこう、執着してても、ものごともまったく進まないから、これは仕方がないと。 おもって、つぎへ、つぎのス…
山田裕貴を見たくて本多劇場『志らくに挑戦! はじめての落語』行く。このイベントを知ってすぐにチケット入手したけど、「はじめての落語」というのは着物の着付や扇子の使いかたナドの公開レクチャーだろうと大して期待もしておらず、当日チラシで 土屋礼…
『Ray(レイ) 2018年 09月号』King & Prince。 神宮寺 この前、岸くんがコンビニ行くっていうからついていって、カップラーメンおごってほしくて紫耀と2人で土下座しました。 岸 ここでそんなこというなよ。どっちが金がないかわからないじゃん! 平野 いや、…
旅先で『MyoJo(ミョージョー) 2018年 09 月号 [雑誌]』買う。カッコイイとか、アコガレとか、そういうものとは一寸ちがった、もっと骨身に喰いこんでくるものとして岩橋玄樹が愛しい。見ていると、道徳的にならずに済む。 「ジャニーズWEST 藤井流星が“史上…
三宅健と、Hey! Say! JUMPと、藤ヶ谷太輔ほか『ザテレビジョンCOLORS Vol.36 PINK』。2月発売。 時間のことは気にしない。うつくしいときは褪せない。その箱を開ければつねに旬。 三宅健は、率直な(速度感)だけでなく、本音(重量)もあり、それでいてマジ…
登場人物が正しさを説くなんていうのは、物語ではない。 正しさを主張する、主張すればするほどオカシなことになっていく──ということであればそれは物語だけど。 これは愚痴か? なんでこんな前段を必要としているのだ? 『ビューティフル・エブリデイ 1 (…
『anan (アンアン)2018/07/04 No.2108[にゃんこ?LOVE]』、「ジャニーズJr.チャンネル」に合わせたグループ紹介企画のトリはHiHi Jets。 HiHi Jetsは、そやゆととして猪狩蒼弥と高橋優斗が互いの個性を生かしている。井上瑞稀と橋本涼は目ざすところがはっき…
今回は、尾上松也による『裸の少年』。老舗のシチュー専門店。褐色のシチューをごはんにかけてたべて猪狩蒼弥が「あ、おいしい! めちゃめくちゃおいしい! これね、最高級のおかゆっす!」。 高橋優斗が「おかゆじゃねえよ! おまえマジ怒られるぞ、そろそ…
『ファッションリサイクル たんぽぽハウス 高田馬場店』というジャニーズらしくないロケーションがイイ。そういうばしょで、千円以下で、私服のダサさが致命的な高橋優斗を作間、猪狩がコーディネートする……。 いかにも大ヤケドしそうな企画で、だけど作間龍…
『DDT LIVE! マジ卍』2018.6.12。七番勝負の第3戦、梅田公太が田中将斗に挑む。 梅田公太には姿勢だけでなく豊かな表情がある。それも、ベテランの安定した喜怒哀楽ではなくて、その場その場であらわれる瞬発的な、一回性の炎。 チャンス到来やってやるぜの…
『Ray(レイ) 2018年 01月号』、Hey! Say! JUMP。一問一答に、個性がでる。 寝るときの格好は? 山田涼介「寝るときは青×白のストライプのパジャマ。部屋ではずっとパジャマで過ごしてるよ」 知念侑李「パンいちです。オールシーズン、全然イケます(笑)。帰…
『MORE(モア)2018年1月号』。Hey! Say! JUMP。 「JUMPでそろうと、どんな顔?」に知念侑李が〈アイドル界のセレクトショップ〉。言い得て妙。多士済済。 であればこそ〈一般人の強い味方〉(山田涼介)や〈近所の幼なじみ〉(有岡大貴)といった親密さが生ま…
『誰かがあなたを愛してる』(1987)。 演劇の勉強のためにニューヨークへやってきたジェニファー(チェリー・チェン)は、さきに渡米していた恋人ビンセント(ダニー・チャン。1958‐1993)がほかの女性と仲良くなっているのを知る。 ジェニファーは遠縁のサ…
『知らない、ふたり』。2016年の映画で、おとこの子がサコッシュ下げてるのか、凄いな……とスタイリストまでチェック。男性キャストはK-POPアイドル・NU'EST(ニューイースト)のレン、ミンヒョン、JR。女性は青柳文子、韓英恵、木南晴夏。 とても清潔な映画…
こうしてまた徐々に時間をかけて、俺はもとの堕落した生活にもどっていった。 マロ「好きすぎてやばいから結婚するんすよね?」 蝶子「マロはコドモだねえ!」 『おっさんずラブ』、最終話。 脚本家・徳尾浩司がBL脳じゃないから書けたところ、いっぱい。上…
牧春版『おっさんずラブ』がどのようなラストを迎えるのか気が気でなく、2016年のオムニバス『年の瀬 変愛ドラマ』「第3夜 おっさんずラブ」観る。 この試運転があったからこそブラッシュアップできたのだと得心。1年とすこしのあいだにドラマのトレンドもず…
『おっさんずラブ』エピソード6「息子さんを僕にください!」。 年上女性・蝶子にゾッコンのマロ(金子大地)。声のトーンがちがうというか、控え目に言って上ずっている。いい演技。 黒澤武蔵(吉田鋼太郎)は「二番目の男でいいです」と言いだすし。 〈ブ…
ある限られた空間で語られること。 『蝿の王』か『変身』か。エピソードを詰めこむか、削っていくかで作品の匂いが変わってくる。 『ヒトラーの忘れもの』(2015)。デンマークの海岸沿いにナチスが埋めた多量の地雷を掘りおこすことを強いられたドイツの少…