大漁、異漁。耀

タイトルは タトゥーのようなもの

武川「春田がいま、カミングアウトしました……!!」

おっさんずラブ』エピソード6「息子さんを僕にください!」。
年上女性・蝶子にゾッコンのマロ(金子大地)。声のトーンがちがうというか、控え目に言って上ずっている。いい演技。
黒澤武蔵(吉田鋼太郎)は「二番目の男でいいです」と言いだすし。
〈ブレーキランプ5回点滅 ア・イ・シ・テ・ルのサイン〉
黒澤のドリカムが、はるたん(田中圭)には伝わらない。まあ、これが情熱というものかもしれない。おっさんがMONGOL800の『小さな恋のうた』をだしてきたらあざといもの。ヒロイン(黒澤武蔵)にもとめるのは経験やテクニックではないんだから。
手管を弄することのない真っ向勝負の台詞のひとつに、牧(林遣都)からはるたんへの「うっせえなァ」。皆ヤケクソになってきている。


牧の家へ挨拶に行ったり、春田の家に母が帰ってきていたり。
幼馴染から告白されたり。

身を引こうとする牧。嘘をついて強引に離れようとする。いや、半分はほうんとうのこと。混ざっている。
「けっきょく、幸せじゃないんですよね。春田さんといっしょにいても、苦しいことばっかりです。ずうっと、苦しいです」
牧が泣いて、春田も泣いて。手をとりあうべきばめんのようで、別れるしかなくて、脚本はいきなり一年経過させて。
牧とは別れている。春田の隣には、黒澤がいる。