大漁、異漁。耀

タイトルは タトゥーのようなもの

2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

防弾少年団

『anan (アンアン)増刊 2017/07/25[どきどきするきもち(スペシャル版)]』、『anan (アンアン)2017/06/21[どきどきするきもち。]』。予約済。

後日譚

クリストフ・ヴァルツが性格わるくチャイルディッシュでかわいい。 『ターザン:REBORN』(2016)。アクションで、スケールおおきく、コスチューム・プレイでもある。企画意図がはっきりしている。 しかし、『パイレーツ・オブ・カリビアン』には敵わなかった…

「中止! あとは編集で何とかする的な方向で。ほら! 足りないのは富士山あたりで撮ったりもできるし、たぶん。な!」

『探検隊の栄光』(2015)、原作は荒木源(『ちょんまげぷりん』『オケ老人!』)、脚本に『ホーンテッド・キャンパス』の徳尾浩司ほか。監督山本透(『グッモーエビアン!』)。 豪華と言われるキャスト(藤原竜也、ユースケ・サンタマリア、小澤征悦、田中…

テレビの了見で映画をやっているのか、映画の了見で映画をやっているのか、わからない。ウソのつきかたが昭和。

『大怪獣モノ』(2016)。河崎実監督の作品は何本観ても合わない。

おどろきがほとんどない。おどろきを共有したり、おどろきに共感できるのがフィクションの醍醐味なのに。

『ホーンテッド・キャンパス』(2016)。 中山優馬はコメディを演るには若すぎるかも。安井謙太郎がかわいかった。 大和田伸也、得意の器のちいさいおとこ。

「いっそポルターガイストに転向したら? 喜ばれるよ あーいうの」「あっ あれは外国のユーレイにしか出来ない高等技術です!!」

清水玲子の初期短編集『100万ポンドの愛 (白泉社文庫)』。掲載されたのが昭和57〜59年、時代のリズムというものはあるけど、書き手のセンスは変わらない。 どんなジャンルもそうかもしれないし、そうでないかもしれないけれど受け手を見定める必要ということ…

萩尾望都「私は自分のどす黒さを花と星でごまかしながら描いているんですよ」

この号だけkindleで読める。萩尾望都『ポーの一族』新作に対する反響が大きかったのだ。 『月刊flowers 7月号 [雑誌]』。 少女マンガの瞳はいいな。色気に満ち、かがやいているのにかなしみをかんじさせる。

山田裕貴を

激しい役しか知らないのに、フラットな声を聴いて「あ、山田裕貴がいる」とわかった。その鼻にかかったしゃべりかたは、ことさらにあまえなくてもひとの好さとして、伝わる。 話しずきのようだ。よどみなく、快活で、間を置かない。

あごのラインと口びるの、バランス

伊野尾慧、『anan (アンアン) 2017/05/31[夏の肌と髪 Q&A]』。 伊野尾慧の『おしゃれヘアカタログ 2015年 SPRING (HINODE MOOK)』が強烈だった。それ以来。フォトグラファーが、こちら側が引き出している感覚。 からだがこれだけ痩せていて貧相な顔にならな…

やっと観た

井上順すきなので、『JAZZ爺MEN』(2011)。河原さぶも上田耕一も清水章吾も台本にしたがって役づくりをされたのだろうけど、書かれているキャラクターたちに愛すべきところがあまりない。

(昨日・今日・明日)

『ばしゃ馬さんとビッグマウス』(2013)。監督、吉田恵輔。 シナリオ教室で出会う二人。ヒロインのばしゃ馬さん・馬淵みち代(麻生久美子)はかなしいくらい大まじめ。ビッグマウスの天童義美(安田章大)は書きもしないで傑作できるとうそぶく男。 吉田監…

「……まさか、おっぱいとか揉んだり、きみのペニスを挿したり、入れたりしてるの?」「多少は」

「いつか一緒にころそうって約束したじゃん。コイツのがしたら俺らがころされんだぞ」 ここで「逃がす」を「にがす」と読むか「のがす」と読むか。にがせばコイツはヒトとなるし、のがせばコイツはチャンスのことだ。森田剛は「のがす」と科白した。これが脳…

うすぐらいが、まぶしい。

『闇金ドッグス』(2015)、山田裕貴と高岡奏輔。脚本、池谷雅夫。監督は土屋哲彦。 ヤクザを辞めた男(山田裕貴)が、自身の借金を返済するため闇金業者に転身する。この設定。はじめはきちんと回収できないというのも、好い。山田裕貴の安藤忠臣は喜怒哀楽…

垣根を越えて、タイマン

主演は陳内将。『ガチバン NEW GENERATION 2』(2015)。紋切型と冗談と悲哀の混ぜかたが巧い。中国人に日本語を教えて売春させる。そういうシチュエーションにメガネでおさげのヤンクミ(楊來未)なんてキャラクターが。 安藤忠臣(山田裕貴)は出世してい…

「おい知ってっか? ジャパゆきさんて」「ああ、あの、家電の通販ですか?」「これだもんなあ18歳。マンゴー世代とキウイ世代のジェネレーションギャップ痛感させられるぜ」

山田裕貴の異界の美しさに惹かれて『闇金ドッグス』観はじめているが、『闇金ドッグス』は『ガチバン』シリーズのスピンオフで、『ガチバン』にも飛び飛びで2作ほど出演している。 安藤忠臣というキャラクター。『ガチバン ULTRA MAX』(2014)では18歳。暴…

Blood Sweat & Tears

膂力があってメイクしてて、髪の色も自由。それで煽情的なのだ。 防弾少年団『血、汗、涙』。肉体ありきの、匂いたつ美しさ。 ポニーキャニオンの本社ビルがBTSでラッピングされないなあとおもっていたら、移籍していた。ユニバーサルミュージック。エレベー…

書き手が事件に寄り添う必要はあるのか

『疾走』(2005)、原作が重松清で監督がSUBU、嫉妬ぶかく深刻な映画に。 寺島進、中谷美紀、豊川悦司、大杉漣。柄本佑、加瀬亮。 主演は手越祐也。ヒロイン韓英恵。 なにしろ重松清だからなあ。

始まりは永遠

きらきらと、かるくて、まっすぐで。 中山優馬主演の『バッテリー』(2008)、助演は高田翔。 じぶんを信じたり、だれかを信じたりすることのシンプルな輝き。 へんに老成したところがない。中学生が中学生を演る。 千原ジュニアや中尾ミエ。斉藤由貴。まわ…

WOWOWテレビドラマ『4TEEN』(2004)。思春期と、心身の病気。心のほうは家に籠もるし、難病ならば入院だ。そのときの自室や病室を、石田衣良は抽象的なものにしたくなかったのだろう。月島を舞台に、マンションの高層階や聖路加国際病院。ウォーターフロン…

展望エリアの足許のガラスが斜めになっているのはなぜ? 「エキサイティングになりやすい!」

きしゆうたを、かわいいとおもうことにためらわなくなる。 『真夜中のプリンス』。クイズ作家ツアー、東京スカイツリー。興奮する回答者、岸優太。 アイスクリームに添えられたウエハース。理由は? というクイズに「カレーライスの福神漬」「つまり?」「お…

選手だけでなく、試合形式が豊富

叔父と甥。ザ・シークとサブゥー。『Wrestling Families Vol 7: SHEIK and SABU』、過去の試合を編集したもの。展開も、映像もかなり粗い。そこで知ることもたくさんある。ザ・シークがどういった怪奇派か。アメリカの観客にもとめられていたのはなにか。 ザ…

プロレスはこわい。こわいはドラマ。

高山善廣が試合中の怪我、事故による離脱。チャンピオン竹下幸之介への挑戦権は、すでに退団を表明しているヤス・ウラノに移る。

まっすぐで、ときどきぬけてる。

『劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー』(2015)、竹内涼真を観たくって。 ちいさいころから、ヒーローと、奇ッ怪な敵が戦うところ、もっと言えば奇ッ怪な敵が暴れまわるところが見たくって、テレビのまえにいた。ドラマにはそれほど興味…

〈自分の暮らしのなかで、子どもの存在がどんどんでかくなっていって、「いざというときに自分の子を助けられるだけの体力をもたねば」と真剣に思い、再び自転車に乗り始めたのだ。(……)いつしか自転車は、単なる遊び道具ではなく、暮らしのなかに欠かせない、家族のような存在になっていた〉

あるひとの死がじわじわとおおきくなる。ひびいてくる。そういうときは、時間軸から解かれているのだ。そのひとも、じぶんも。 忌野清志郎『サイクリング・ブルース』(『旅する清志郎。』の内容もよく似ているとか)。 いくら頑張っても、世間の評価とかは…

#菅田将暉 #なすなかにし #チーズのナイアガラ #和牛おもしろい #ふてぶてしくて

『ウチのガヤがすみません!』に菅田将暉。好きな芸人は野性爆弾。気になるワードとして菅田がもってきたのは「つかみの一言」「チーズ」「あこがれの舞台」「キュンキュンしたい」。 チーズは渋谷のUNTITLED、黒生地のシカゴピザ。それから和牛・水田が用意…

笑う回数よりも泣く数のほうが多かったかな

『帝一の國』観る。菅田将暉、野村周平、志尊淳、間宮祥太朗、竹内涼真、千葉雄大──このキャスティングの凄さ。 いくつものカップリングを「発見」できておもしろい。俳優の熱演に原作が奉仕するかたちだ。キャラクターの関係性をつよくする温かな肉の匂い。…