2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧
雑学を得意とするひとは、終末論を説くひとに似ている。 それも個性だから否定はしない。しかし生きていると、雑学で得た知識がのちに否定されてしまうことも覚えるものだ。
まだしなないから、生きているから、おとこのこはヒゲを剃らない。
半同居の宇宙人が興味をもつので、家からたくさんサングラスがなくなる。
図図しさから目のまえになんども現れるおとこのからだに慣れる。
飽きるのは、目のまえにあるのがテーマでなくて叩き台だから。
幼児はあらゆるところから鬼の首をとりだす。
『Men's JOKER WATCH vol.2 (ベストスーパーグッズシリーズ・39)』『Cut 2015年 07 月号 [雑誌]』『ピクトアップ 2015年 08 月号 [雑誌]』。 郊外の大型書店のほうがはっきりと俗っぽくミーハーで、きらきらしたものにたくさん出逢う。
「恋愛ではない。恋人ではない。だったらこいつは何なのか」という問いでどっちも動いてる。
年とるとあいてが他人であることが嬉しい。
虫を飼うように、おんなじものを視ている。
帰ってきた犬が料理をほめるようになった。
うたをうたう側面がある。 窓から初めて手を振った。仕事にもどる後輩に。
渋谷らくご行く。柳亭小痴楽、柳家喜多八、玉川奈々福/沢村豊子、春風亭一之輔。 小痴楽「風呂敷」、 喜多八「粗忽の釘」、 玉川奈々福は正岡容原作の「浪花節更紗」、 一之輔「唐茄子屋政談」。 小痴楽のマクラは、小痴楽を知らないひとに向けてつくられて…
なんか左手が色んなことを知っている。
アガサ・クリスティー『春にして君を離れ (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)』。信頼できない語り手、病んだ語り手。
おばけよりもこわいのはにんげん VS おばけよりもこわいのはこどく
荒俣宏監修、『知識人99人の死に方 (角川文庫)』。特に紙幅を割かれているのは手塚治虫、有吉佐和子、永井荷風、澁澤龍彦、森茉莉、三島由紀夫、稲垣足穂、今西錦司、石川淳、寺山修司、深沢七郎、折口信夫。 この辺りはたとえば有吉佐和子について関川夏央…
〈長い昏睡のうちに、死が生に打ち勝った兆しが見えてきた。深更である。呼吸も次第にかすかになる。娘ケモノはケモノに近づき、ケモノの右の鼠蹊部に指を置く〉 中野利子『父・中野好夫のこと』
岡田将生。きれいってなんなのか。かっこいいってなんなのか。それは男性的なものなのか。それともやはり女性的なものなのか。
猫の鳴き真似しなくてもぼくたちじゅうぶん獣だった。
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塩野七生『男の肖像』。紹介されるのはペリクレス、アレクサンダー大王、大カトー、ユリウス・カエサル、北条時宗、織田信長、千利休、西郷隆盛、ナポレオン、フランツ・ヨゼフ一世、毛沢東、コシモ・デ・メディチ、マーカス・アグリッパ、チャーチル。 おお…
『ザ・ノンフィクション』、三遊亭円丈。自他のつくった新作落語を覚えられない。老い。「円丈 VS 老い〜あがく新作落語家〜」 落語ファンならば、円丈師がやや壊れてきていること、ほかにも壊れつつある真打がたくさんいること周知だけれども、テレビ的には…
穂村弘『ラインマーカーズ―The Best of Homura Hiroshi』。いくつかの歌集(『シンジケート』『ドライ ドライ アイス』『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』)からと、ここまでに未収録の「蛸足配線」、書き下ろし「ラヴ・ハイウェイ」で出来ている。 …
連絡とらずにおこう、とおもったひとと会ってしまう。
イ・スンギ、ムン・チェウォン主演『今日の恋愛』観る。監督パク・ジンピョ(パク・チンピョ)。
せかいを知るには、たくさんのものよりもたくさんのひとを好きになること。生きているうちにたくさんたくさん好きになるにはドラマと戯れ、溜めこむことのできるひとたちを見る。 山下智久『TOMOHISA YAMASHITA in LA -Document of “YOUR STEP”』。先ず山P…
おなじことをする競争と、ちがうことをする競争がある。
『GQ JAPAN (ジーキュー ジャパン) 2015年07月号』。表紙錦織圭。テニスはタフな競技だ。