2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧
2010年ノルウェーの映画『トロール・ハンター』。モキュメンタリーという手法のそもそものいかがわしさをうまくとりこんでいる。先ず取材対象となる人物が胡散臭い。クマの密猟云々と言ってでてくる死骸が、ストーリー上では本物だけれど画としては明らかに…
健くん好きで狂ってた。 仁くん好きで迷ってた。 平野紫耀でまた狂ってる。
1975年の映画『吾輩は猫である』。監督市川崑。脚本八住利雄。 伊丹十三演ずる迷亭がパアパアパアパアしゃべるところから映画ははじまる。猫は、とりあえず口をきかない。 家の主人・珍野苦沙弥の仲代達矢がとても佳い。まわりの演技や世界観を受け入れなが…
小玉ユキ『坂道のアポロン』第3巻、4巻。好きな映画監督にトラン・アン・ユン、オススメの漫画『西遊妖猿伝』──なかなか硬派な趣味をお持ちで。ここに「あと大林宣彦監督の尾道三部作は大好きです」と足されるので、ああ大林監督のオカシイ部分も汲めてるん…
筒井康隆原作、岡本喜八監督の映画『ジャズ大名』(1986)。乾いているが、硬ばっていない。ギャグやセリフが大人である。脚本は岡本喜八、石堂淑朗。 聡明で好奇心旺盛な藩主を演じるのは古谷一行。まわりに財津一郎、殿山泰司、ミッキー・カーチス、唐十郎…
『吉祥寺寄席』行く。「早春を祝う、情熱的な箏の音色と落語!」。 至近の常連をあいてにした地域寄席のひとつ吉祥寺寄席は前座、二つ目、ゲスト、真打という律儀な構成。キャスティングに秀でているが、今回のゲストはとくべつ凄かった。箏の森川浩恵さん。…
パートナーはいない。一人娘をそだてながら、電話交換手をしながら、ジャズシンガーとして夢をつかもうとするモニカ。これだけでくるしくて泣けて仕方ない。物語が要らないくらい、じゅうぶんに生活と夢がある。 伝記映画『ストックホルムでワルツを』(2013…
舞台は長崎県の佐世保、1966年。長崎は骨太だ。ひらかれていて国際的で、それでもどこかに封建制がのこっていて、だからしっかり戦わなければならない。 小玉ユキ『坂道のアポロン』。すごいタイトル。だれがアポロンなのかとこちらにかんがえさせる。そして…
コンサート、『美輪明宏 ロマンティック音楽会〜郷愁ノスタルジア〜』行く。 半生を語りつつ、ばめんに即した歌をうたう。『紫の履歴書』の名をだしながらも、そこに書かれた烈しさはない。若いころのばめんを演じてみせる口吻に、するどい、丸山明宏らしさ…
ミュージカルライブ『ビリー・エリオット 〜リトル・ダンサー〜』(2014)。主演エリオット・ハンナ。初演は2005年、原作映画『リトル・ダンサー』は2000年。 10年以上愛されてきた作品に、ライブビューイングのカメラが入る。出演者ばかりでなく観客の熱も…
四千頭身のトークライブ『2時間目終わりの20分休み 〜4日目〜』行く。四千頭身だから、400円0銭。 トリオで、ユニークなボケの都筑、クールなボケの石橋、真ん中にツッコミの後藤。激安トークライブなので漫才のネタ見せではないのだけれど、ふだんの漫才に…
『関西春Walker 2018 ウォーカームック』。平野紫耀のページ、首都圏版と紙質がちがう。光沢のない、ざらざらとした紙。こちらのほうが服の印象ははっきりする。アロハ調のオープンカラー、Black by VANQUISH のシャツ。紺だからシャープで、澄んだ男っぽさ…
コンビニで、さいごの1冊だった。いや、そのとき初めて知ったのだからさいしょの1冊なのだろう。表紙の平野紫耀がきれいで、手にとり、ぱらぱらと見てこれ買わなくちゃと動揺を抑えるために一旦棚に置いた瞬間よこからオッサン現れて、掻ッ攫っていった。 …