大漁、異漁。耀

タイトルは タトゥーのようなもの

だれもがつよいということ。それを重んじるせかい。

スター・ウォーズ エピソードI ファントム・メナス [DVD]
スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』(1999)、意欲に満ちている。監督ジョージ・ルーカスの、切りつめない画づくりもあって尺の長い映画だけれども、好きなばめんを愛していけばいい。


友だちはこの映画のどこを愛したのだろう?


不幸な子どもがいる。乗り物に乗る。年上の女性に恋をする。
スター・ウォーズのシリーズがロマンティックなのは、乗り物に乗るような具合で女性に乗ったりしないところ。女性をかしずかせるゼブルバやジャバ・ザ・ハットはフォースと無縁な、つまりライトサイドやダークサイドに関係のない俗物であり、このせかいでは真っ当な善も悪も高貴だ。
悪もまた堕落と無縁であるだけに、ひとはスター・ウォーズの悪に魅入られる。


戦いのばめんで登場人物の個性がはっきりとする。ジャー・ジャー・ビンクスやボス・ナスの役どころなども。