2008年『エンバー 失われた光の物語』。製作にはトム・ハンクスの名も。脚本はキャロライン・トンプソン(『シザーハンズ』『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』『スノーホワイト/白雪姫』)。だから説明的、類型的、セット感横溢となる。
監督は『モンスター・ハウス』『ポルターガイスト』(2015)のギル・キーナン。
キャストはティム・ロビンス、ビル・マーレイと豪華だけれども、たとえばマーティン・ランドーの役が『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のクリストファー・ロイド(ドク)にみえてしまう、などの安易な人物造形で損をしている。
主演はハリー・トレッダウェイ、シアーシャ・ローナン。
地下都市で暮らす若者たちが、そとの世界の存在、可能性に気づく。