大漁、異漁。耀

タイトルは タトゥーのようなもの

〈そこからわずか数手で形勢は非情にも傾きはじめる 将棋とは逆転のゲーム――〉

ひらけ駒! 3巻

南Q太『ひらけ駒!』第3巻。

 

「やだ――ちょっとそこ引かないでくれる べつに若い子見に行ってるわけじゃないのよ」

「あたしは若い子 見に行ってるよ(キッパリ)」

女子アマ団体戦。おとなのチームとこどものチームが対戦する雑多。おひるごはんをたべながら、おとなはビギナーズセミナーの話。講師は奨励会の男子高生だったりする。

齢で世界を視て愛でるということもある。

 

いくら優勢を築いていても たった一手の悪手で全てを無にすることがある

将棋というゲームの それが怖さであり魅力でもある

マチュアの母は逆転される。主人公・宝はそういう負け方かたはしないが、じぶんは将棋が弱くなっている、というネガティヴ思考に。