大漁、異漁。耀

タイトルは タトゥーのようなもの

耐性がつく。視える力がつよくなる。

ルームロンダリング

ルームロンダリング』(2018)。ツタヤクリエイターズプログラム、2015年の準グランプリ企画。

事故物件を実話系でなく、ファンタジーとして構築している。分断されがちな短編集の如き霊たちをひとつのばしょにあつめるのも佳い。

劇中に登場する児童書としてはチムニク『レクトロ物語』や舟崎克彦ぽっぺん先生と帰らずの沼』など。霊の視えるミコ(池田エライザ)が読んでる。

事故物件をあてがう叔父に、オダギリジョー。母、つみきみほ。祖母、渡辺えり

田口トモロヲ、渋川清彦がかわいかった。伊藤健太郎のクレジットが苗字のない健太郎だったから、それなりに前の作品なのだろう。

陰キャのミコとアキト(健太郎)が何となく恋仲になって、物語がうごきはじめる。よくできている。