大漁、異漁。耀

タイトルは タトゥーのようなもの

亀たち

anan (アンアン) 2016/03/9号
anan (アンアン) 2016/03/9号』。KAT-TUN「10年の軌跡、そして今日からの一歩。」。どの写真も凄い。


被写体の笑顔。それをもとめるのもフィクションだけれど、真に迫ったところを見たいとおもうのも、受け手の業だし、醍醐味だ。
不幸が見たいわけではない。そんな顔しないでと言いたいのだ。
隣人のことなら解決へと向かうだろう。それができない。解決できない時間こそドラマだから。見ている心は活発になる。
亀梨和也と上田達也の表情がかなしい。


残酷といえば残酷だ。「新生活へのアドバイス、心がまえはありますか?」という問いをかれらに立てている。
亀梨和也の「家の中での人間的オンオフをしっかり作ることかな」。「特に一人暮らしではね、ティッシュが落ちてても拾う気にならないときもある。俺もソファから動かない日もあるし、ずっとオンである必要もないけど、ずっとオフでいちゃ、リズムが乱れちゃうよね」
キレイゴトに収まらないアドバイス


田口淳之介
「2014年の座長舞台の『フォレスト・ガンプ』もいい勉強になったというか。そこらへんから俺自身も変わってきてるんですよね。それまではグループでの自分のカラーをまっとうしてたつもりだけど、そうじゃなくていいんだって」
「舞台の頃に、亀が『田口が温まってきてる』と言ってた? うんうん、そうですね。沸騰しちゃいました。沸騰蒸発(苦笑)」


亀梨和也

スペシャル」。この10年をひと言で表せと言われたら、これですね。いいこともそうじゃないことも起きているけど、そのときどきの亀梨和也じゃないと感じられないものをたくさん感じてきたという意味で。
デビューしてからの転機を挙げるなら、まず最初の東京ドームライブ。先輩ではSMAPKinki Kidsしかやってなかったドームを自分たちだけで背負わせてもらって自立心が芽生えたし、このステージで闘っていくんだっていう覚悟も生まれた。修二と彰のシングル『青春アミーゴ』も、僕の中ではKAT-TUNとすごくリンクしてる。『YOUがコケたら、KAT-TUNデビューないよ』と社長に言われてたし。俺がどうであれ、デビューできてたとは思うけど、子どもながらにそんなプレッシャーを感じながらやってたから。