大漁、異漁。耀

タイトルは タトゥーのようなもの

「狩りに長けたナマズの場合 獲物の80%をハトが占めることもある」

進化する巨大ナマズ
フレドリック・サントゥール(淡水生物の専門家)、「ナマズは新しい環境に適応しているんだ。本来は夜間に食べるが、ハトの活動時間に合わせて昼に狩りをおこなうよう行動様式を変えた」。
進化する巨大ナマズ」、生理的にハマる。ナマズは環境の変化につよく、長命。どこまでもおおきくなる。ヨーロッパオオナマズが河川を席捲しているという。移入されれば湖でもどんどん殖える。ちょっとしたホラーだけれど、ナマズに崇高さをみる釣り人もいる。聖性だけでなく、邪悪さばかりというのでもなく。この二重性が好い。


哺乳類ほどの戦略性はないが、ちいさな魚を浅瀬に追いこむときや、冬の寒い時期、つかの間ナマズは群れる。共食いもする。
いろいろなところがタフで、柔軟だ。
番組のさいごのナレーション──「この厄介者は時を経るごとに、巧妙に進化する。より強情に、そして粘り強く」。