大漁、異漁。耀

タイトルは タトゥーのようなもの

板前修業をこなしつつ

シュガー 4

ステップインのスピードが一定
パンチの角度もリズムも一緒
それは当たらないよ

天才がある石川凛の青春期、だが、幸運なことに年長の天才と出逢う。
「どう思う? 関根さん」「はい?」「カレ『距離』ナメてるの?」


連れションを好む《絆》には同世代の切磋琢磨も楽しかろうが、《天才》に要るのは上の天才からの教育や、凡人による助言。
天才は孤独をおしえる。凡人は商いと愛嬌をおしえる。
〈ボクシングの‥‥本質的魅力とは
英雄‥‥待望であり
天才願望に‥‥ある!!〉

「もしも『天才』による『天才言語』の指導を『天才』が理解し体得したならば どうなるのか?‥‥と」
「‥‥物書きは面白いこと考えるね」
「ただ‥‥この『天才』が複数というのが問題なんですよ」

新井英樹シュガー 4』。