大漁、異漁。耀

タイトルは タトゥーのようなもの

〈地下鉄(メトロ)を降りて階段のぼりゃ 霧に渦巻くまぶしいネオン〉

親父の名字で生きてます
植木等とのぼせもん』第2話「植木さんの親心」。
小松政夫の自伝が原作だから、テレビにでているコメディアンとしての部分だけではない。植木等の付き人。さまざまな時間。にんげん。泣ける。
親子ってなんだろう。友だちとはべつの関係、ちがう流れを生きてきた。恋愛とも異なる。
《親》は、教育者になろうとはしない。とてもまちがったことをしたときには、声を荒らげもするけれど。


植木等山本耕史)はここでは助演。のぼせもん(志尊淳)の物語だ。志尊淳、すごく佳い。
きれいなので仕方ないが『植木等とのぼせもん』や『帝一の國』など、受け手が偏っていて、同世代の若い男子の目にまだ届いていない。俳優というのは、そういう仕事なのだろうか。