『サイレントヒル:リベレーション』(2012)。シリーズ2作目。
原作が長時間プレイを前提とするゲームだからアイデアやストーリーが突飛で複雑。プレイ時に初めて味わうビジュアルのわけのわからなさを映画1作目はもっていて、それを長台詞でなんとか解いたというかんじだった。
今作は、きちんと映画になっている。観念的な画ではない。観てわかる恐怖。因果もそれほどややこしくない。「じつはべつの目的があって……」という告白のタイミングの良さ(男性登場人物は皆これをもっている)。
監督、マイケル・J・バセット。
蜘蛛型のマネキンモンスターがかっこいい。『スターウォーズ』のグリーヴァス将軍を連想する。