つくられた青い瞳が見ること、見られることの罪をわすれさせる
『ジャニーズカウントダウン2016→2017』、きちんと観れて年が越せた。普段はひとに時間と金銭と空間をうばわれて暮らしている。だから独りで正坐視聴できたのが貴重。
グループごとに自選の2016年サンキューメドレー。
TOKIO「愛! wanna be with you…」でドカンとはじまる。NEWS「フルスイング」、手越祐也のカラコン、青い瞳がおとぎめいて艶やかで。
身近にかんじられる親しみやすさもいいけれど、手越のような虚構性、冒険心を身にまとうさまはぜったい美しい。遠くに、連れていってくれる。
続くHey!Say!JUMPは「ウィークエンダー」。山田涼介もカラーコンタクトレンズ。別の虚構。美しささまざまということをこちらが了解した途端、ジャニーズは広大な世界となる。八乙女光、眼鏡。
嵐の「マイガール」。A.B.C-Z「ZaABC〜5stars〜」。タッキー&翼「夢物語」。山下智久「抱いてセニョリータ」。この辺りの美貌には永遠の匂いがしはじめていて怖ろしい。
Sexy Zone「Sexy Zone」。松島聡はどこかを一寸変えただけで印象がちがってくるところがおんなの子のようだ。見ちがえるというやつ。変身ぶりが艶めかしい。
ジャニーズWEST「ええじゃないか」、関ジャニ∞「NOROSHI」。Kis-My-Ft2「Thank youじゃん!」。北山宏光スキ……。
Kinki KIds「愛のかたまり」。V6「Beautiful World」。
シャッフルメドレーは「LOVE YOU ONLY」から。山下智久、北山宏光、岡田准一、安田章大、小山慶一郎、高木雄也。きれいどころがそろう。
そして「勇気100%」。つぎからつぎへと。輝きには情報量が多いから、追いつかない。手越は官能も健康も似合う。
「Darlling」、中山優馬! 佐藤勝利! 桐山照史! と観てたらつぎ──「オリジナルスマイル」に森田剛、長瀬智也、滝沢秀明、伊野尾慧、加藤シゲアキ、大倉忠義、重岡大毅、千賀健永、松島聡。ここには歴史意識のつよいひともそうでないひとも並んだけれども、印象的。
「A・RA・SHI」は松岡昌宏/を筆頭に、かわいいどころ。三宅健、増田貴久、丸山隆平、戸塚祥太、有岡大貴、玉森裕太。
酉年の年男で選抜された「TIME ZONE」。皆きりりとしている。
「仮面舞踏会」、「アンダルシアに憧れて」。
アンダルシアは中島健人の緊張におどろいた。藤ヶ谷太輔、小瀧望、中間淳太ら。
グループチェンジでは「Everybody Go」を関ジャニ∞、「Cha-Cha-Cha チャンピオン」をNEWS、「Moonlight walker」をSexy Zone。
ジャニーズWESTによる「×〜ダメ〜」、タッキー&翼のうわさのキッス」。TOKIO、「ズンドコパラダイス」。
「MADE IN JAPAN」をA.B.C-Zが歌って踊り、V6の「前向きスクリーム!」、Kis-My-Ft2「チャンカーパーナ」。
Hey!Say!JUMPが結成10年。2016年はみんな躍進した。いまいちばん好きなグループなので「Ultra Music Power」「Come On A My House」「Give Me Love」のどれも胸に迫る。
ヒットソングメドレーは「宙船(そらふね)」「関風ファイティング」「weeeek」「永遠のBLOODS」「アイノビート」「Venus」「TAKE ME HIGHER」「ワイルド アット ハート」。
そして「花唄」