大漁、異漁。耀

タイトルは タトゥーのようなもの

『ジャニーズカウントダウン 20周年記念 超豪華年越し生放送 2017ー2018』

よくかんがえるとなんともふしぎな番組が、つづいていることの仕合せ。
さいしょはV6、「MUSIC FOR THE PEOPLE」。それぞれがアイドルとしての品位を保っている安心のV6。剛健を愛しているので、2017年三宅健の露出は嬉しかった。
つづくKis-My-Ft2 「Everybody Go」、うつくしい。
ジャニーズWEST「おーさか☆愛・EYE・哀」、嵐「Happiness」、そしてNEWS「weeeek」。
A.B.C-Z「Reboot!!!」、関ジャニ∞「なぐりガキBEAT」。
怒濤、ここまで怒濤。おなじ事務所のものをがんがん撃ちこまれるのは、楽しい。
そこにデビュー曲。
Sexy ZoneSexy Zone」、Hey! Say! JUMP「Ultra Music Power」はどちらも麗しい。デビューのときのきらめきと、いまのかがやき。
亀と山P「背中越しのチャンス」もまた修二と彰のきらめきをよみがえらせつつおそろしくピュアで前向きで、きっちりと踊る亀梨和也とゆったりとしたパフォーマンスの山下智久が観るたび好い。
「Anniversary」をうたうKinKi Kidsにもいろいろあった。
TOKIOは「AMBITIOUS JAPAN!」。コマーシャルソングとして軽快で出来が良く、なかにし礼筒美京平はすげーなーといつもおもう。


代表曲を順番にうたっている間にカウントダウンが近づき、時経つことの早さにびっくりする。
そして年をまたぎ、それぞれに感慨はあろうけれども、亀梨和也と伊野尾慧が印象にのこった。
2017年が楽しかった伊野尾。さまざまな想いと共にどうにか生きのびた亀梨。当然表情は異なる。どちらの喜怒哀楽も愛しい。一方に肩入れすべきなのか。


ジャニーズシャッフルメドレー。
「MADE IN JAPAN」の亀梨が綺麗。
「愛されるより愛したい」の山下智久菊池風磨小山慶一郎、有岡大貴。KinKi Kidsの歌だから、かわいい系が目についた。
「STAR LIGHT」は藤ヶ谷太輔と薮宏太のプロポーション。増田貴久も。
色っぽかった「うわさのキッス」の手越祐也中島健人高木雄也
「Troublemaker」では森田剛と山田涼介に眼をうばわれて。
「DAYBREAK」は父子共演する岡本圭人のまわりに長瀬智也安田章大玉森裕太
ポップな「ファンタスティポ」では北山宏光の御尊顔と伊野尾慧の愛嬌。
東山紀之「まいったネ今夜」「仮面舞踏会」で中山優馬。うつくしい。


NEWS15周年メドレーは「NEWSニッポン」「チャンカパーナ」「LPS」。
手越祐也は見た目の派手さばかりでなく、感情表現がきっぱりしているところが愛しい。リアルにかんじられれば派手でなくとも慈しむけど(高木雄也とか)、アイドルにかぎらず市井のひとも合わせてかんがえると言動をきっちりと振りきるほうが稀少なぶんだけ光を放つ。
感無量、といった喜びをかくさないのも手越祐也の美質。


KAT-TUN は「Real Face」をうたい、リアルなひとの一人である亀梨和也が、再始動と東京ドームのコンサートを宣言。うわ。観ながらアタフタとファンクラブに(再)入会。
「2018年KAT-TUN再始動するぞ!」の上田竜也が変わらず美男、というか30歳を越えて筋トレで肉体に刺戟をあたえつつギラギラした側に立ちつづけるから色気は生まれるのだろう。
かれらが新曲「Ask Yourself」をうたっているが集中できない。4月にドームコン!


他ユニットの曲をうたうパートはどれも佳かった。Hey! Say! JUMPの「キ・ス・ウ・マ・イ〜KISS YOUR MIND〜」に胸貫かれた。うつくしいしかわいいし楽しそうだしドラマ放送を控える亀梨和也に合わせるように共演者である高木が役柄同様メガネを掛けてて端麗だった。高木雄也綺麗な大人なり。
ジャニーズWEST「恋のABO」。Sexy Zoneが「Give Me Love」、A.B.C-Zは「勝利の日まで」。
Kis-My-Ft2「ズッコケ男道」。
NEWSの「雨のMelody」。手越のウインク、笑顔。
関ジャニ∞「A・RA・SHI」──そこから嵐「Love so sweet」、V6「愛なんだ」、TOKIO「LOVE YOU ONLY」。


戌年のユニットは相葉雅紀村上信五櫻井翔中山優馬中島健人城島茂。「ハイティーン・ブギ」と「がんばりましょう」
中山優馬の「わんさか、わんさか仕事するぞ!」に心躍る。
さいごは全員で「WAになっておどろう」。