大漁、異漁。耀

タイトルは タトゥーのようなもの

「夏休みにガラッと人生変わった」 井森美幸

井森美幸が好きなので、ゲストで登場の『裸の少年』悶絶。

井森美幸平野紫耀が似ていることに気づく。二人とも笑みを絶やさずに、しゃべる。ひとに優しく生きようとしている。

吉田戦車の短編の一つに「戦え! 井森美幸」というのがあったけれど、いま電子書籍の『戦え! 軍人くん』にあたってみてもみつからない。ほんの数ページ。バラドルとしてやっていくことにためらいをおぼえている井森美幸が、修業の場の岩に彫りつけられた大先輩の名を発見するという話だった。それで吹っ切れたと。

『裸の少年』で井森美幸と学び飯したのはSexy美少年(法被は東京B少年)の那須雄登、佐藤龍我、金指一世。

「ちなみにさ、いま何歳なの?」と井森美幸

那須「ぼく16です」

佐藤「15歳です」

金指「14歳です」

 

待って……。ぜんぶ足しても、あたしに満たない?

 

わざわざ、バラエティ的「美味しい」ほうへと舵を切る。観ながら、井森美幸のここが良かったあそこが可愛かったとおもいだす。おばあちゃん子だったのかな。小学校時代のタオルを大人になっても使っていたとか。お化け屋敷やたら怖がるとか。

「お化け屋敷が怖過ぎて泣く」──《恐怖と涙》を嗜好するようになったのは井森美幸のためかもしれない。『忍ジャニ参上! 未来への戦い』メイキング中のドッキリで泣く顔を見て、平野紫耀を完全に好きになったのだった。喜怒哀楽とはちがう涙。

Sexy美少年と井森美幸は先ず末広町「鳥つね 自然洞」に。井森美幸が店主にさまざま訊くけどどれもかわされるので爆笑する佐藤龍我。佐藤龍我はくつろいでいて好い。

店主の「変わらないように変わっていないと。やっぱり、いまのかたは味覚が変わってますから。それに合わせて変わっていかないと」を引きだせたのは結果として井森巧いトークだったということか。

つづく田原町「魚料理 遠州屋」。井森美幸宇津井健仕込みの「雑誌破り」を披露。

浅草「三定」で天丼。ここでは高校野球の話になった。「あきらめない精神」。「ひどいときはね、仕事をね『試合』って呼んでるから。そうするとちょっとじぶんのモチベーションが上がって。まあ三振して凡打で終わるときもありますけど仕事で。『ああ今日はヒット一本打ったな』とか。『送りバントは決めたいな』とか。地味ですけど」

うなぎ「和田平」。「エステも行かないし、ジムとかも行ってないし。べつに化粧品とかも、昔ながらのロングセラー商品しか使わないみたいな。で、めちゃくちゃ高いものはべつに使わないし。シャンプーとかも普通の市販の、700円くらいとか」

那須「僕たちけっこうシャンプーとかだと、2000円手前くらいすね……」

井森「ウソでしょ!」

佐藤「化粧水とかもけっこう……」

井森「え、塗ってんの?」

佐藤「塗ってます塗ってます」