大漁、異漁。耀

タイトルは タトゥーのようなもの

雑誌

〈以前は、読む人の心にいつまでも残るような印象的なページを作ろうとか、カッコいいファッション写真を撮ろう、といったことが編集者としての大きな目標でした。しかし、ここ数年、編集とは、何かと何か、誰かと誰か、時には何かと誰かを結びつけて思いがけない新しい世界を生み出すことではないか、と考えるようになりました〉  内田秀美『T JAPAN』編集長

朝日新聞社と集英社によるフリーマガジン『T JAPAN』。ネットでも読める。表紙に「ケイト・ブランシェット 抑制と混沌のあいだで」「ジョルジオ・アルマーニ 40年という時間」「皆川明がデザインするもの」と、ゴージャスで優雅。売ろう売ろうとはしゃいでい…

ユグォン「山下智久さんがすごく好きで、彼の作品はほとんど観てます。演技での共演かはわからないけど、とにかく一度は会ってみたいですね」

「本国HIGH CUTとの契約満了に伴い、07号で終了することをお知らせいたします。ご愛読ありがとうございました」 すでにHIGH CUT JAPANのウェブページなく、ヒトサマの保存した画像によって確認したこと。『HIGH CUT JAPAN』の休刊。 『HIGH CUT Japan vol.07…

藤元敬二。ワスレナグサ

『週刊金曜日 2015年 10/16 号 [雑誌]』。おおきく舵を切らざるを得ない政治の話には近づかないが、写真家・藤元敬二の記事を読むために買った。 東アフリカのセクシュアルマイノリティを撮る「ワスレナグサ」というプロジェクト。その報告は、藤元敬二の近…

村上虹郎、チキンかれー

ワンテーマという括りではなく、改めて雑多なものとして雑誌を眺めなおすと盛りだくさんに詰めこまれている。分業が徹底されたこともあるだろう。出版社ごとの得意分野で貫くようにもなったためでもあろう。めくっていっておもしろい。 『Men's NONNO(メンズ…

穂村弘が拾いあげる虚構の二色(いや、三色)

岡野大嗣『サイレンと犀 (新鋭短歌シリーズ16)』と松本隆『微熱少年 (新潮文庫)』、穂村弘の書評を読む。 『週刊文春』2015.4.30の「私の読書日記」では「岡野大嗣のデビュー歌集」について穂村弘、 あまりに身も蓋もない「今」の感覚にショックを受ける。 2…

本来、僕は藤波辰爾さんのスタイルが大好き。ねちっこいグラウンドレスリングやクラシカルな技を使う玄人好みのレスラーになりたかったんです。でも、時代の変化に対応するために、そういう部分は涙ながらに切り捨てました。 ストロングスタイルと真逆の方向…

この色気に「ごたく」をならべる必要もなく

『GALAC(ギャラク) 2015年8月号』。ヒトサマのところで表紙をながめるのみだけれども、いつも佳い。今号は柳楽優弥。

「両親が中学校の先輩と後輩で、ずっと付き合って結婚した」  郄木雄也

『anan (アンアン) 2015/07/08号 [雑誌]』。表紙、Hey! Say! JUMP。セクゾもキンプリも頼もしいけれど、先ずはジャンプだ。その神神しい美しさ。 過度な願望や、妄想をいだくことなく話がどんどん展開していく知念侑李の客観性が好い。客観性とは、多角的で…

テレビ的雑学は、若さ。溌溂。突然の死。

雑学を得意とするひとは、終末論を説くひとに似ている。 それも個性だから否定はしない。しかし生きていると、雑学で得た知識がのちに否定されてしまうことも覚えるものだ。

東京はどくどく。チャートがわからない。

『Men's JOKER WATCH vol.2 (ベストスーパーグッズシリーズ・39)』『Cut 2015年 07 月号 [雑誌]』『ピクトアップ 2015年 08 月号 [雑誌]』。 郊外の大型書店のほうがはっきりと俗っぽくミーハーで、きらきらしたものにたくさん出逢う。

こちらの眼。あちらの眼。まなざしはかならず女性的だ、けれど

岡田将生。きれいってなんなのか。かっこいいってなんなのか。それは男性的なものなのか。それともやはり女性的なものなのか。

『GQ JAPAN (ジーキュー ジャパン) 2015年07月号』。表紙錦織圭。テニスはタフな競技だ。

スタイルを確立し、磨くことの美しさ

『warp MAGAZINE JAPAN 2015年 07月号』、表紙の松田翔太きれい。

経過が洗練にしかならない

『LocationJapan(ロケーションジャパン) 2015年 06 月号 [雑誌]』。表紙、松田翔太。