2015-01-01から1年間の記事一覧
『山田孝之の東京都北区赤羽』。清野とおるのマンガ『ウヒョッ! 東京都北区赤羽』を読んだ山田孝之が、赤羽に住んでマンガに登場した人物たちに会いながら、赤羽的な自然体に挑戦しようというモキュメンタリー。
『ウォーム・ボディーズ』、2013年の映画。ゾンビ・ミーツ・ガールの謳い文句どおりなところもあるけれど、やや拉致監禁の気味があり、深く触れ得ない点でシザーハンズ、フランケンシュタインのクリーチャー。ふつうにかんがえれば「キモい」。 だから、ゾン…
『西部邁ゼミナール』、ゲストは立川談四楼。「談志の思い出」。 『談志・陳平の言いたい放だい』の過去映像、一寸流れる。ほんのすこしでおもしろい。フレッド・アステアのミュージカル映画『イースター・パレード』のわずかなVTRに「涙が出てきちゃう」、…
朝日新聞社と集英社によるフリーマガジン『T JAPAN』。ネットでも読める。表紙に「ケイト・ブランシェット 抑制と混沌のあいだで」「ジョルジオ・アルマーニ 40年という時間」「皆川明がデザインするもの」と、ゴージャスで優雅。売ろう売ろうとはしゃいでい…
表紙、ラヴァーン・コックス。お探しの店舗のページはありませんでした食べログで店舗を探す
「本国HIGH CUTとの契約満了に伴い、07号で終了することをお知らせいたします。ご愛読ありがとうございました」 すでにHIGH CUT JAPANのウェブページなく、ヒトサマの保存した画像によって確認したこと。『HIGH CUT JAPAN』の休刊。 『HIGH CUT Japan vol.07…
『いただきハイジャンプ』、「ハイカロパ」な「デカ盛り」調査。 「若鶏の唐揚げ大バカ盛り」1,280円。山田涼介、金額におどろく。山田のしっかりした感覚はすごく好い。 有岡大貴の「すごいおもしろいね」という優しさがかわいい。 そして足ツボの上での痛…
V6、20周年。『学校へ行こう! 2015』。 「井ノ原のDNAを引き継ぐ男」三宅健。そういう、時空のねじれた魅力がV6。ミヤケンコ……。 「キャーキャー言われると気持ちいいよなあ。やっぱキャーキャー言われたいよなあ」と学校再訪の三宅健。 岡田「なんか指示あ…
神楽坂。それから大宮。
深夜寄席に行く。高座に上がったのは柳家花飛、春風亭一蔵、三遊亭歌太郎、鈴々舎馬るこ。 柳家花飛(かっとび)、「ぞろぞろ」。「ぞろぞろ」というのはお稲荷さまの御利益で、一足しかない売りものの草鞋が売れるたびにぞろぞろ、ぞろぞろと天井から降りて…
M・ナイト・シャマラン監督『ヴィジット』観る。正調の恐怖にはネタバレとなるような秘密がつきもので、『ヴィジット』も要約しづらい。ネタバレ厳禁の作品というのは時を経て語られることを待つものでもあり、五年、十年くらいではビクともしない強度が要る…
棋譜監修・橋本崇載八段、トウテムポールの将棋マンガ『或るアホウの一生 1 (ビッグコミックス)』。主人公は高校生。奨励会の三段。 「今、プロ棋士になりたいと思ってる子は奨励会員だけでも150人くらい。その中でプロ手前の三段の子は40人くらいいる。6級…
高木雄也と伊野尾慧がならんでいるのを見るのが好き。『リトルトーキョーライフ』。中島裕翔がすこやかで、くつろいでいるのも好い。
SHINee『Sing Your Song』。歌詞が佳い。ふしぎな優しさに満ちている。作詞、いしわたり淳治。 〈愛だけは 誰かと分けるほどに ほらもっともっと 大きくなってゆく〉 〈誰かが 指差して 僕らの愛 笑ったって 大丈夫 怖がらないで〉── こういう歌詞とは、いつ…
『ヒトラー暗殺、13分の誤算』観る。オリヴァー・ヒルシュビーゲル監督。 暗殺のための時限爆弾設置。国境を越えて逃走しようとしたところを逮捕、拘留中に爆発の音を聞く。しかし……。 何度も回想場面を挟んで進む物語は、構成としてはいかにも単純だけれど…
泣くことをわすれて生きているのは、生まれてきたことをわすれているのとおんなじだ。
『KinKi Kidsのブンブブーン!』、舞台は上野、ゲストは古田新太。 昼飲みの店の選定、、堂本剛が「関西弁で『きちゃないトコ』」。 堂本剛の溌溂とした眼がかわいい。 古田新太が杉本哲太をおもいだし、杉本を「神奈川のロックンローラー」、自身を「神戸の…
田辺聖子『女の長風呂(2)』。〈人間、四十のゾロ目をすぎてみれば、人生に「怪しげなふるまい」なんてあるはずがないと、と思うようになった〉 私の場合、小説を書くとき、ある情趣が湧いて男を描く。それは、ほんの些細なことを、男にもらって、感興を起…
『週刊金曜日 2015年 10/16 号 [雑誌]』。おおきく舵を切らざるを得ない政治の話には近づかないが、写真家・藤元敬二の記事を読むために買った。 東アフリカのセクシュアルマイノリティを撮る「ワスレナグサ」というプロジェクト。その報告は、藤元敬二の近…
男の話をきいていると、彼らはそれまでの人生で、たいてい一つ二つのまがり角というか、ムスビ目のコブをもっている。戦中派だと、たとえば、敗戦のショックとか、学生運動の挫折、なんてことをいう。 しかし女には、そんなものがない。 田辺聖子『女の長風…
明るくヤンチャな真嶋と、まじめでぼっちの園木。どちらも、身のまわりのだれかを当てはめることができる。二人のなかに、何人もの知人。 たなと『あちらこちらぼくら (ビッグコミックススペシャル)』。真嶋がぐいぐい入ってくる。園木が戸惑う。これが、BL…
「矢野さんお休みって何日ぐらいですか? すぐにまた大阪行くんですか 矢野さんオレ何度もメールも電話もしたのに…どうしてお返事くれなかったんですか? 忙しいんですか 矢野さん大阪ではどこに住んでるんです? 次のお休みとかわかります? 今後の予定とか…
2PMの新曲『HIGHER』。メンバーそれぞれのジャケットをチラ見したとき、シックとカラフル、その混在が凄かった。
俺の気になる奴は その頃 既にほぼ 「あっち側」にいたんだけど! この「あっち側」というのはゲイとかBLとかを指すのではない。十五歳。チーマー、愚連隊、不良といった「あっち側」。 ロミオとジュリエットのように家と家、家と個人が対立する必要はない…
くるしみながらねむり、回復をはかる。
楽しみにしていた夜の約束のまえに、急にランチの予定が入って、それが押して、合流して。 いやだったなあ。
はらだ『よるとあさの歌 (バンブーコミックス Qpaコレクション)』。絶品。絶句。 はじまりは、尾崎南を想わせるような潜在的好意と好意のぶつかりあい。ところがそれは物語の長編性と主演がだれかを伝えるためのもので、「ヨル」のまえに現れた兄妹は一旦退…
大黒様の描かれた小皿がほしいとさがしていたら、青沼貴子の新刊。 『七福神の大黒くん?』。青沼貴子といえば『ペルシャがすき!』にはじまり『ママはぽよぽよザウルスがお好き』を経て『青沼さん、BL漫画家をこっそりめざす。』と、たとえばそういう要約が…
留守中、こじれたあいてが家に上がったみたい。