大漁、異漁。耀

タイトルは タトゥーのようなもの

かっこいい

大悟「漫才は始めたばかりの頃がいちばん大変なんですよ。わしとノブという人間をわかってもらえたら、1個のボケを二人で10分延ばしてしゃべれば漫才になるので、今のほうがラク。人間味をわかってもらうまでのほうが大変です」

『anan (アンアン)2017/06/14[二の腕・背中・肩甲骨]』、滝沢秀明・有岡大貴目当てで買ったら千鳥の記事がおもしろかった。 大悟 ネタ作りは、ノブには何も伝えず、たとえば、「寿司屋のネタをやらして」とだけ伝える。で、大将のわしとお客のノブで1時間く…

これから

いつ見えるようになったのか? そこに遅いということはなく、大した問題にはならない。見えなくなったときのほうがだれにとっても怖ろしい。 『FREECELL vol.23 窪田正孝×鈴木伸之『東京喰種 トーキョーグール』撮りおろし&対談 (カドカワムック 698)』、表…

「この家で正直者なのは俺だけだぁ」

ディズニーの『カンペキ・ボーイ』(2014)。白人と黒人のおんなの子が主演で、シンデレラストーリー、ファミリー・ロマンス。 ディズニー・チャンネル・オリジナル・ムービーは恋(非日常)と事件(非日常)と日常のバランスが良く、なにかが添え物になった…

犬とチョコレートとおまえ

『ディセンダント』(2015)、監督はケニー・オルテガ。ディズニー映画の悪役たちの子らを善玉にすることで物語の再生産を免れる。親とはちがう子の生きる道。それでもまわりの偏見がつきまとう。『ハイスクール・ミュージカル』流のミュージカルと、多様性…

防弾少年団

『anan (アンアン)増刊 2017/07/25[どきどきするきもち(スペシャル版)]』、『anan (アンアン)2017/06/21[どきどきするきもち。]』。予約済。

萩尾望都「私は自分のどす黒さを花と星でごまかしながら描いているんですよ」

この号だけkindleで読める。萩尾望都『ポーの一族』新作に対する反響が大きかったのだ。 『月刊flowers 7月号 [雑誌]』。 少女マンガの瞳はいいな。色気に満ち、かがやいているのにかなしみをかんじさせる。

「……まさか、おっぱいとか揉んだり、きみのペニスを挿したり、入れたりしてるの?」「多少は」

「いつか一緒にころそうって約束したじゃん。コイツのがしたら俺らがころされんだぞ」 ここで「逃がす」を「にがす」と読むか「のがす」と読むか。にがせばコイツはヒトとなるし、のがせばコイツはチャンスのことだ。森田剛は「のがす」と科白した。これが脳…

うすぐらいが、まぶしい。

『闇金ドッグス』(2015)、山田裕貴と高岡奏輔。脚本、池谷雅夫。監督は土屋哲彦。 ヤクザを辞めた男(山田裕貴)が、自身の借金を返済するため闇金業者に転身する。この設定。はじめはきちんと回収できないというのも、好い。山田裕貴の安藤忠臣は喜怒哀楽…

垣根を越えて、タイマン

主演は陳内将。『ガチバン NEW GENERATION 2』(2015)。紋切型と冗談と悲哀の混ぜかたが巧い。中国人に日本語を教えて売春させる。そういうシチュエーションにメガネでおさげのヤンクミ(楊來未)なんてキャラクターが。 安藤忠臣(山田裕貴)は出世してい…

「おい知ってっか? ジャパゆきさんて」「ああ、あの、家電の通販ですか?」「これだもんなあ18歳。マンゴー世代とキウイ世代のジェネレーションギャップ痛感させられるぜ」

山田裕貴の異界の美しさに惹かれて『闇金ドッグス』観はじめているが、『闇金ドッグス』は『ガチバン』シリーズのスピンオフで、『ガチバン』にも飛び飛びで2作ほど出演している。 安藤忠臣というキャラクター。『ガチバン ULTRA MAX』(2014)では18歳。暴…

Blood Sweat & Tears

膂力があってメイクしてて、髪の色も自由。それで煽情的なのだ。 防弾少年団『血、汗、涙』。肉体ありきの、匂いたつ美しさ。 ポニーキャニオンの本社ビルがBTSでラッピングされないなあとおもっていたら、移籍していた。ユニバーサルミュージック。エレベー…

始まりは永遠

きらきらと、かるくて、まっすぐで。 中山優馬主演の『バッテリー』(2008)、助演は高田翔。 じぶんを信じたり、だれかを信じたりすることのシンプルな輝き。 へんに老成したところがない。中学生が中学生を演る。 千原ジュニアや中尾ミエ。斉藤由貴。まわ…

まっすぐで、ときどきぬけてる。

『劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー』(2015)、竹内涼真を観たくって。 ちいさいころから、ヒーローと、奇ッ怪な敵が戦うところ、もっと言えば奇ッ怪な敵が暴れまわるところが見たくって、テレビのまえにいた。ドラマにはそれほど興味…

#菅田将暉 #なすなかにし #チーズのナイアガラ #和牛おもしろい #ふてぶてしくて

『ウチのガヤがすみません!』に菅田将暉。好きな芸人は野性爆弾。気になるワードとして菅田がもってきたのは「つかみの一言」「チーズ」「あこがれの舞台」「キュンキュンしたい」。 チーズは渋谷のUNTITLED、黒生地のシカゴピザ。それから和牛・水田が用意…

笑う回数よりも泣く数のほうが多かったかな

『帝一の國』観る。菅田将暉、野村周平、志尊淳、間宮祥太朗、竹内涼真、千葉雄大──このキャスティングの凄さ。 いくつものカップリングを「発見」できておもしろい。俳優の熱演に原作が奉仕するかたちだ。キャラクターの関係性をつよくする温かな肉の匂い。…

「僕がチャンピオンでいるあいだは、必ず会場を満員にしますから」 竹下幸之介

DDTプロレスリング「MAX BUMP 2017」観戦。Amazonビデオのコンテンツ「ぶらり路上プロレス」でどんどんDDTを好きになり、竹下幸之介を観たくて観たくて足をはこんだ。後楽園ホール。 なにしろ「ぶらり路上プロレス」がおもしろい。キャラクター、パーソナリ…

優しくて甘い声の、ツッコミ(その空恐ろしさ。フィクションにあたえられた可能性)

「こりゃダメだ。しなないし、ころせない。すくなくとも『先生』としては」──菅田将暉の科白。すげえなァとおもって観た。 『映画 暗殺教室』(2015)。美しさに甲乙はないが、順列によってオドロキが生まれる。今作は山田涼介、菅田将暉、加藤清史郎とオド…

《社会的分断》

表紙、村上虹郎『GALAC 29年5月号』。ずるさがない。繊細というのはことばをもたないことかもしれない。 雑誌の特集は、「フェイクニュースが世界を騙す?」。 林香里がおもしろい。〈トランプ氏は、事実の積み重ねや真実の提示より、人間の感情的な傷つきや…

子役、山崎竜太郎。

『女神のイタズラ〜キミになったボク〜』、2011年。BeeTV。5分程度のドラマで全26話。ヒトが2人ぶつかって入れ替わる。それも成人男子と男子小学生。きっかけがユニークだから入れ替わったことに気づかずトイレでじぶんのイチモツにおどろいたり、カネに糸目…

荒まずに寝ればいい

『エイプリルフールズ』(2015)、7つの挿話が同時進行する。2時間の映画だからどの話も掘り下げられないのは明らかだけれど、それにしてもエイプリールフールの解釈やウソの練りかたがアマい。それでも松坂桃李の全裸の後ろ姿に、スウェット姿の浦上晟周の…

「墓場より、もっと酷いところから逃げ出してきたんです」「そこは?」「継母の手のひら。あいつは僕の尻を撲った! 手のひらで撲った! 力一杯撲った!」

2011年の『身毒丸』、大竹しのぶと矢野聖人。 先ず脚本の寺山修司と岸田理生が愛しくて。愛する用意が出来てしまっている。演出は蜷川幸雄。 身毒が、継母にズボンを下ろされ尻叩かれる。身毒が、行水する。そういうナマの艶めかしさもあり、仮面や血のり、…

「それじゃなんか俺のキャラが悪いみたいじゃん」

『真夜中のプリンス』久しぶりに観る。岸優太、美しい。勝つことの「兆しが見えない」なんてこと言うのも好い。

吉沢亮、菅田将暉、野村周平。『男子高校生の日常』(2013)。東京03の角田晃広やたんぽぽの白鳥久美子、栗原類、太賀ほかキャスティングはわるくない。異性の気を惹こうとする男子の異性愛的好奇心。童貞的な(処女的な)無理解にこだわるために、その後の…

ヴァンパイアとかゾンビとかアメリカンフットボールとかベースボールといった古典的な題材には工夫が要る。

『フリークス・シティ』(2015)は人間? とゾンビとヴァンパイアが団結してエイリアンを倒す話で、順を追って説明するには関係が絡まりすぎているので映画はいきなりクライマックスからはじまる。物語に要請された語りの必然性がニクい。 脚本は『22ジャンプ…

『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』(2016)。丑嶋たちの中学生時代「ヤミ金くん」と現在に至る人間関係がえがかれる。中学生の丑嶋(狩野見恭兵)と柄崎(江口祐貴)が凄かった。愛情ぶかいが変わり者の丑嶋。設定の年齢どおりにちいさなせかいであっぷあ…

ドラえもん「部長とボクとどっちがだいじなのッ!」

『映画 ドラえもん 新・のび太の日本誕生』(2016)、テレビ放映は先週3月3日。旧石器時代のククルが清冽で凛凛しく愛らしく、チャンネルを合わせるたびに展開がスムーズ。それで改めて正坐して観る。良かった。 映画ドラえもんの新シリーズに対してエピソー…

「自分以外でもできるようなことには1秒も割きたくない」 野田洋次郎

『GQ JAPAN(ジーキュージャパン) 2017年 04 月号』「若者のすべて」、表紙はONE OK ROCKのTaka。 この企画のために買ってぱらぱらめくっていくのだけれど、バレエ・ダンサーのアダム・クーパー(1971年生)の記事があった! ミュージカル『雨に唄えば』のプ…

「地域の人たちのメッセージを社会に届けるのがこの番組の役割」  原憲一

放送批評懇親会『[asin:B01LEBQIKE:title]』。「表紙の人」は坂口健太郎。いつどこで見てもとんでもなく美しい。 「以前、テレビのメインプロデューサーから言われたんです。イケメン俳優はいっぱいいるけど、坂口くんは『何か』がいいんだよねえと。その何…

「自分ですら忘れている過去の記事と今の僕を比べて、手紙で変化を気づかせてくれる。ファンなしでは、僕は何もないただの男」  岡本圭人

「BRUTUSがアイドル雑誌を作ったら! 平凡ブルータス」──『BRUTUS(ブルータス) 2017年 3/1号[平凡ブルータス]』。 企画としても良いが、出来も良い。『GQ JAPAN (ジーキュージャパン) 2017年03月号 [雑誌]』のお笑い芸人特集とか、出来のヒドいケースはいく…

とりまこのような心臓への直撃。

めちゃイケ、「次世代イケメンだらけの大運動会」。BOYS AND MEN、Da-iCE、XOX、超特急、芸人イケメン選抜による。 ボイメン辻本がまえにまえにでてくる。 Da-iCE和田颯がとてもかわいい。