大漁、異漁。耀

タイトルは タトゥーのようなもの

かっこいい

「表裏一体というか、表裏一体すぎて出口を出たら入り口の中だったというような永遠の迷路状態でしょう。とても息苦しい。だからちょっと出口を探しに、今年はハリウッドと中国で映画を撮ろうと考えてます」園子温(「蘇った『日活ロマンポルノ』 特別インタビュー」)

[asin:B01NBZWFYT:image:large] 坂口健太郎がファッション誌とはちがう顔をしている。『サンデー毎日 2017年02月12日号 [雑誌]』。 著者インタビューに鮫肌文殊『らぶれたあ オレと中島らもの6945日』。学生時代に中島らもと出逢う。東京にでてきたのは1990…

優しく丁寧でなければあいての快楽を引きだせないもの

1980年の映画『青い珊瑚礁』。Amazonビデオでは「青い珊瑚礁 Ce」とあり、Ce? 観たあともずっと気になってたけど日記に書こうと商品検索かけたら何のことはないコレクターズ・エディションの略でCe。 原作小説があって、1948年の映画があって、その後もリメ…

東京のプリンスたち

起きてたら観る。観れた。『真夜中のプリンス』。 今回は「真夜プリSNS探偵団」。ネーミングはかわいい。企画としてはイマイチ。SNSでクロのひとにツッコめるわけなかろう。 企画の弱さを理解しつつ観るというのは、「かっこいい!」「かわいい!」と岸優太…

「僕はヒドイとき週6で行きます。ほぼほぼ住んでるみたいな」

『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』。めっちゃでっかいジンジャーエールとめっちゃちっちゃいジンジャーエール。菅田将暉×松坂桃李。 濃くてぜんぶは追いきれないので菅田将暉のみ。十年に一人という俳優だ。なんでもぶっこんでくる。「新しい快感がち…

魔法と三宅健

〈テレビや雑誌で見かけるたびに「10代のころとちっとも変わってない」。そんな驚きと感動を目にする人に与え、“奇跡の37歳”と称される、三宅健さんにどうしたらタイムレスな美しさをキープできるのかを、ズバリ、直撃!〉、『BAILA(バイラ) 2017年 02 月号 …

ザック・エフロン主演、『WE ARE YOUR FRIENDS ウィ・アー・ユア・フレンズ』。監督はマックス・ジョセフ。 冴えない郊外。ストリート。青春。たとえばレオナルド・ディカプリオ主演の『バスケットボール・ダイアリーズ』(1995)とかエミール・ハーシュ主演…

こんな子いたな。こんな子いるよな。

朝、目覚まし時計で起きる──小説の書き出しならば退屈極まりない「日常」が映画の冒頭になるとどうしてこうもドキドキするのか。 『ブルーラグーン 〜恋の目覚め〜』、2012年のテレビ向け映画。リメイク作。ブルック・シールズ主演(1980年。ミラ・ジョヴォ…

岸くんは巨乳が好きで岩玄はニンニクが好きなの

『真夜中のプリンス』、芸能人がつくる一人鍋特集。ロバート馬場に連れられて、たんぽぽ川村の家とハロー植田の家。 「巨乳の女優」と言われておとずれたれた先がたんぽぽ川村で、岸優太も神宮寺勇太も岩橋玄樹もテンションいまいちだったけれど、かれらと共…

つくられた青い瞳が見ること、見られることの罪をわすれさせる

『ジャニーズカウントダウン2016→2017』、きちんと観れて年が越せた。普段はひとに時間と金銭と空間をうばわれて暮らしている。だから独りで正坐視聴できたのが貴重。 グループごとに自選の2016年サンキューメドレー。 TOKIO「愛! wanna be with you…」でド…

「俳優は領収書のような仕事。どんな経験も後で役に立つし、落とし込める」  菅田将暉

『AERA(アエラ) 2016年 5/16 号 [雑誌]』、表紙は菅田将暉。 小栗旬、成宮寛貴など共演する先輩俳優たちの顔には、表面的なかっこよさ以上に内面から情念がわき出している。「ライダー俳優」というだけでは、自分は使い捨てられるのではないか──。 不安を振…

「太陽に飛び乗って 明日まで行ったんだ」

「考えるのは、弱いヤツだ」という保守的な大黒柱がまとめてきたクルード一家・クルーズが、知的で美しい青年ガイと出会うことで変わっていく。これまで試みることのなかった行動、あたらしく生まれる内面。ダイレクトに影響を受けるのは先ず同世代の異性だ…

「もともと遠いひとだったのに、むりやり一緒にいただけの気がする」

2006年の映画『涙そうそう』。『ミュージアム』で観た妻夫木聡の魅力にあらがえず、あらためてさまざま確認するが、やはり佳い。塚本高史も色っぽい。 均質で安定した生活を送るひとからすると子供じみた絵空事の脚本にみえるだろうけど、多様性からのがれら…

『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』(2014).。わかりやすくて、とがってる。フユニャンやケイゾウがかっこいいのもそれゆえか。 物語と世界観にあこがれがある。

LDH映画

2013年の映画『サンゴレンジャー』。田中圭を観たくて。顔もいいけど、声もいい。ある種の少年性。それを宿命とした声質。 おそらくトリックスターは二つに分けられる。少年の非時間性と、男児の蛮行と。 自然保護官・矢島(青柳翔)は、男児だ。ここで岸谷…

「しかし、きみは私に嘘をついた」

「嘘」をめぐる回、『カインとアベル』。山田涼介もかわいいが木下ほうか、かわいいなあ。 「高田優君、大活躍でした」と木下演じる団衛の科白も好い。 高田優は誰と恋に落ちるのだろうと観ていたら、そうか、恋敵になるだろう人物が、消えるのか……。

岩橋玄樹「カジュアルな感じで、ワクワクします」

岩橋玄樹は、いつもコメントが佳い。『真夜中のプリンス』、TIMとゴルフ。 プリンスの三人を見るときにはきれいだ、かっこいいとあがめていたいのに、岸優太の喜怒哀楽に触れると「かわいい!」がでてしまう。

「『あきらめる』なんて贅沢できない」

山田涼介の『カインとアベル』、野蛮で傷つきやすく、切ない。 パーティー会場でじぶんのためにシャンパンのボトルとグラスをちょろまかしてエスケープ。まともなシャンパングラスだったら割れやすいからポケットに捩こんではいけないとおもうよりは高田優(…

山田 「センターとして何ができるだろうだとか、考えていた時期がありました。でも、難しく考えているから壁に感じたり、ナイーブになってしまったり。今は、一度きりの人生、自分が生きたいように生きようと吹っ切れてます」

〈どうやら山田涼介が“ヤバイ”らしい──、そんな噂を聞きつけた。 近頃、映画やドラマでの活躍が著しく、俳優としての刺激的な演技は高い評価を得ている。本誌は約2年ぶりの登場となるが、確実に以前より増して男っぽいと思った。そんな彼に着こなしてもらっ…

《応援してくれている人の心をいつまでも揺さぶり続ける》

朝帰り、キオスクにならぶ雑誌を横目で見るときれいな顔、首、胸元。ああ山田涼介だとおもいコンビニで購入。気になっていた『FINEBOYS(ファインボーイズ) 2016年 11 月号』も。 『anan (アンアン) 2016/10/19[「今どき色気」の鍛え方。]』。 雑誌の撮影やラ…

真夜プリ観るたび岩橋におどろく。ハマる。

『真夜中のプリンス』、秋葉原回つづいてる。アキバとジャニーズ。意外とフィットする。相性が好い。 岩橋玄樹の異種格闘技感がいいなァ……。 ロケ参加メンバーでは安井謙太郎と萩谷慧悟がヲタ芸につよい。 神宮寺勇太も「すぐ出来ちゃいますよ」。じぐいわの…

なめらかな色気

菅田将暉、『an・an(アン・アン) 2016年 9/21 号 [雑誌]』。感覚がするどい。 体のつくりが小さいですよね、女性って。今、趣味で洋服を作ったりしているんですけど、レディースのパターンを引いていると、華奢さにびっくりする。いちばん違うのは関節で、男…

「設問に、愚痴で返すってあまりないよ」天津・向

『真夜中のプリンス』、秋葉原。 安井謙太郎だいかつやく。かわいいし、ノリがいい。男の娘によるメイドカフェでは「楽しい!」、カレーのベンガルでは「味、深ッ!」。 痛車や抱き枕にも友好的。

2008年のオーストラリア映画『ブルー・ブルー・ブルー』、シコい。 他人から見てシコいものが青春だ。羨まれない若さなど、何でもない。 物語は、弛緩している。そうではあるけど好奇心を充たそうとする少年たちのドライブや、セックスや、サーフィン。かれ…

ウェス・ボール監督『メイズ・ランナー2: 砂漠の迷宮』。であうひとたちが陳腐なのは原作のせいか。 「謎」や「告白」を型として処理すればいいのに、妙に引っぱるから、細部をえがけなくなってしまう。それで見るべき画が生まれない。 原題はThe Scorch Tri…

走ること。逃げること。その美しさもまた、ドラマである。

ちゃんと見なくてもなにが起こっているかわかる映画は多く、ちゃんと見ないとわからない映画も多い。『メイズ・ランナー』(2014)は、ちゃんと見てるとなにが起こっているかちゃんとわかる映画。ウェス・ボール監督。イキがいい。ここには行動だけがある。 …

「擬音語でやりたいっつうのは仁が言いだしたんだよね」 「そうだね。ニホンゴ」 「日本で特有のものだからおもしろいし、それを海外に向けてもね」 「そう」 「こういうのがあるって」 「そうそう。日本人じゃなくてもうたえる」 「うたえるし」 「一個一個…

「親はわが子にウソをつく」

第3話、4話観る。 『HEROES REBORN/ヒーローズ・リボーン』、恋や自立をもとめつつ自らの超能力を持て余すトミー(ロビー・ケイ)が好い。自動車修理工場の甥っ子ホセ(Lucius Hoyos)も。 手許のアイデアをぼんぼん入れていったような脚本。「今」に対する…

次回は「イワ山!」

『真夜中のプリンス』。内山信二と牛肉探訪。神谷町ポンド。肉のまえでプリンスたちは宮沢賢治のような擬音語を発揮する。ブリンブリン(神宮寺)でタユンタユン(岸)な神戸牛。 餃子編は表参道KITCHEN TACHIKICHIののち、実践。 肉を叩き、練る神宮寺勇太…

「体を動かすデートがしたい。アクティビティが一緒に楽しめる子なら最高です! ロッククライミングとかでも全然ノリ良く付き合ってくれて、上手くできなくてもお互いに笑い合えるような関係」

『GLITTER(グリッター) 2016年 10 月号 [雑誌]』、「Focus on HOT GUYS」というコーナー出来、第1回に與真司郎。若くてカラダ鍛えてて画像加工されていれば色っぽくないわけがない。乳首をだしていないのも良い。乳首が男の印象をおさなく、よわくする。 「N…

「ぼくがいちばん好きな日本語は『いらっしゃいませ』と『目覚まし時計』です」  JUNG KOOK

防弾少年団『YOUTH(初回限定盤)(CD+DVD)スペシャルデジパック/豪華ブックレット仕様』。野蛮な匂いがしない。ただただ清潔で、煽情的。どこまでもきれいだから、かれらの力づよさをおそれる必要はない。